患者さんの声が集客への近道!?Web集客の一連の流れをつかもう(歯科特集06)

[著]
歯科のWeb集客のプロセス

歯科の集客をする際に、リスティング広告やホームページの運営を業者に頼むと思います。しかし、資料や毎月の定例会で運用状況の確認をしても専門用語が多かったりと状況を把握するのにひと苦労することも。

中には、適当な運営をする業者もあるので任せっきりにするのは良くありません。また、歯科クリニックとWeb業者が運営についてきちんと話すことで集客がよりしやすくなるのも事実です。

診療の現場での患者さんの生の声は業者は聞いていませんので「こんな声が最近多い」といった何気ない会話が集客のヒントや広告文の改善につながることも大いにあります。まずは、歯医者さん自身がWeb集客の流れを理解することが大切です。

見込み客が歯科クリニックに「お問い合わせ」するまでの一連の流れをみていきましょう。

AISASの法則って?

歯科のWeb集客の流れ

AISASの法則とはAttention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有)の頭文字を取った、消費者行動プロセスのことです。

もしかすると、AIDMAの法則ならご存知という方もいるかもしれません。AISASの法則は、Webの普及により消費者の行動パターンが変わったことから提唱された行動フローです。歯科ではこのAction(購買)が歯科クリニックへの問い合わせや初診相談にあたります。

AISASの法則のプロセス

AISASの法則はソーシャルメディアの普及で関心を持ったことに対して検索し、良いと思ったらAction(問い合わせ)し、その後FacebookやTwitterといったSNSで拡散してくれるといった流れになります。

例えば・・・

  1. ニュースアプリでバッグを見つける(Attention)
  2. ニュースをじっくり読んで興味をもつ(Interest)
  3. Googleで検索して通販サイトにアクセスする(Search)
  4. 購入ボタンをクリック(Action)
  5. Instagramでバッグを自慢する(Share)

といった流れです。

Webの集客では、このAISASの法則に従った一連の行動を意識してAction(問い合わせ・初診相談)に結びつけることが重要になります。どこかの要素が抜けていたり、充分でないと思うように集客することはできません。

また、歯医者さんは「自分の口の中を診てもらう」ということから Search(検索)→ Action(問い合わせ)のプロセスで見込み客がホームページをじっくり考える傾向にあります。よって、ホームページの善し悪しがActionにつながる重要なポイントになるのです。

歯科の集客の一連の流れをつかもう!

AISASの法則のプロセス

歯科のWeb集客もこの一連の流れに沿って行われますが、実際にリスティング広告やSEO対策・ホームページはどこの箇所でどのように作用しているのでしょう?

一連の流れが分かると、歯科の集客に重要なことがみえてきますよ。

見込み客の検索Attention(注意)にそれぞれの要素がはたらきかける

見込み客があるキーワードで検索することに対し、SEO対策・リスティング広告・ホームページがそれぞれのはたらきをします。各々が異なるはたらきをするので、それぞれが連動して初めて見込み客からのAction(お問い合わせ)につながるんです。

見込み客のInterest(興味)をひく説明文や広告

リスティング広告の広告文やバナー広告のデザインなどがInterst(興味)を惹き、歯科クリニックに興味を持ってもらえるきっかけとなります。

広告以外の検索表示のタイトルや説明文(メタディスクリプション)もInterest(興味)を持ってもらい、クリックしてもらえるかを決める大切な要素です。

検索(Search)する人にクリックを呼びかけるSEOとリスティング広告

例えば、SEO対策によってキーワード「矯正歯科 葛西」で上位表示されるようにすることでクリックされやすくします。また、「マウスピース矯正 値段」のように、SEOでは上位に表示されないキーワードで広告を出すことにより見込み客のクリックを促すことがリスティング広告の役割です。

つまり、SEOでの上位表示+リスティング広告の掲載で見込み客の検索(Search)からホームページへの導入を促します。

Action(お問い合わせ)にはホームページが重要!

さて、AISASの法則の中でAttention(注意)・Interest(興味)から歯科クリニックのホームページに見込み客がクリックしアクセスしてきました。

次に大切なのがクリニックのホームページの内容になります。

歯科のホームページに載せることで大切なことは以前の記事に載せましたので、具体的な内容こちらの記事を参考にしてください。

厳選4POINT!患者が集まる矯正歯科のホームページとは(歯科特集02)
http://cocomachi.tokyo/kyouseisika-homepage

ホームページに集めた見込み客が、実際の問い合わせにつながるようにすることが大切です。

そのためには掲載する内容と質を考えること・ホームページが離脱されてしまうような見にくい・分かりにくいサイト構成になっていないかといったユーザビリティについてきちんと考えましょう。Action(お問い合わせ)につながる重要なポジションをホームページが担っています。

特に、スマホ対応が遅れると集客に大きく影響が出るので要注意ですよ。

重要!「診療現場でのお客様の声」がWeb集客に役立つの?

AISASの法則によって、実際の集客の流れができていることが分かりました。

もしかすると、こんなの当たり前じゃないか!と思った方もいると思うのですがこの一連について業者と歯医者さんお互いが理解していないとWeb集客が上手くいかなくなってしまいます。

ホームページ・リスティング広告・SEOがどんな役割をし、どのような流れで集客につながっているのかを理解していないと毎月の運営資料や定例会で説明を聞いてもあまり意味がありません。

「実際の患者さんの声」が集客のヒントに

歯科クリニックでの患者さんの声

実際の診療現場からのお客様の声は集客に繋がる重要な要素です。「マウスピース矯正のことをよく透明な矯正と呼んでいる」「裏側矯正の治療期間が表側矯正と同じになったかをよく聞かれる」といった何気ない会話が集客のヒントになります。

例えば、リスティング広告文に患者さんから聞いたことを参考に「矯正期間が表側矯正と同じになったって本当?」と入れることで見込み客のAttention(注意)をひくことが出来ます。

実際の患者さんの声は、集客の手助けしてくれる宝庫といっても良いでしょう。業者に任せっきりにするのではなく、Web集客に歯医者さん自身が加わることが一番の集客への近道になりますよ。Web集客の一連の流れを理解して、業者と集客に関する連携を取りましょう。

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