広告ゼロでも集客できる!歯科の集客にコンテンツマーケティングを始めよう(歯科特集05)

[著]
歯科のマーケティング手法について

歯科の集客にマーケティングは欠かせない存在ですが、直接的に「宣伝」することだけがマーケティングではありません。集客のためのマーケティングには「宣伝して患者を集める方法」の他に「患者となりうる人の方からアプローチする方法」もあるんです。

例えばwebで「ブラッシングの方法」や「白い歯になる方法」と検索した人が、記事を通して有益な情報を得ることをきっかけに自歯科クリニックのことを知ってもらう手法です。この方法をコンテンツマーケティングといいます。

専門知識が多い歯科クリニックの集客には、このコンテンツマーケティングを活用することがとても有効です。一体どのような方法なのでしょう?成功事例と一緒にみていきましょう。

歯科のマーケティングの種類って?

インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティング

マーケティングには、インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングの2種類あります。

チラシや看板といった広告はアウトバウンドマーケティングに分類されます。アウトバウンドマーケティングとは、「自クリニックを知ってもらい宣伝する」ためのマーケティングで、外(アウト)から集客することを目的とします。

それに対して、自ら集まって(インして)きた見込み客に対し有益な情報配信などを通して企業・ブランドに関心を持ってもらう手法をインバウンドマーケティングといいます。コンテンツマーケティングは、このインバウンドマーケティングの手法の一つです。コンテンツマーケティングのメリットは、より多くの人に歯科クリニックを知ってもらえる・実際の集客にもつながることです。

「広告ギライ」にもアプローチできるコンテンツマーケティング

歯科のマーケティングにおける広告

歯科では、「外から見込み客を集客し患者にする」チラシや広告といったアウトバウンドマーケティングが最も主流ですがそれだけでは不十分な点もあります。その理由は、

  • 医療ガイドラインによる広告への規制があり充分に自クリニックをアピールできない
  • いわゆる「広告ギライ」な宣伝への拒否感を持つ人には逆効果になる

ことが挙げられます。これらの要素に対し、コンテンツマーケティングは集客を補助する役割も果たしてくれます。「歯科に関する専門的なことを知りたい」と考えて検索した人が、記事を通して歯科クリニックと接触するように仕掛けることができるのです。

また、コンテンツマーケティングは「広告」として配信するわけではなく「知りたいことを調べている」人が検索した結果、記事を読むことで歯科クリニックと接点を持つので、広告ギライの人も集客につなげることが出来るのが大きなメリットです。

歯科の集客につながるコンテンツマーケティングって?

歯科に関する情報を検索する人

コンテンツマーケティングでは患者や見込み客が知りたい情報をwebに記事や動画として配信します。歯科クリニックがコンテンツマーケティングを行った場合に得られる主なメリットとしては以下のようなことです。

  • 検索した多くの人と接点を持つことが出来る
  • 歯科の専門性の高い内容に対し正確な情報を載せることで歯科クリニックに信頼感を持ってもらえる
  • アウトバウンドマーケティングに比べて低コストで配信ができる
  • 医療ガイドラインにおける広告規制から、充分な歯科クリニックのアピールができないことへの補足的なアピールができる

「患者・見込み客には治療内容や違い・自分に一番合った治療が分かりにくい」ことからも歯科のコンテンツマーケティングはとても有効だといえます。専門性が高くて難しい医療用語や治療内容について知りたい人向けに記事を配信しましょう。安心感・信頼感が集客に大切な医療分野では、知りたいことに関する正しい・役立つ情報を提供することが集客につながりやすいです。

コンテンツマーケティングの有名なサイトでは、「TABI LABO」「バズ部」といった有名サイトがあります。

実際の歯科や医療関連のコンテンツマーケティングの成功事例をみていきましょう。

歯科のコンテンツマーケティングの成功事例

おかざき歯科クリニック

http://hanoblog.com/second-opinion-11888

おかざき歯科クリニックのブログでは、患者さんとして来院する前段階で検索して調べた時に検索にひっかかるような内容の記事を多く配信しています。

また、「中心結節」や「乱杭歯(らんぐいば)」などの専門用語も分かりやすく説明しているので専門知識の無い人にも読みやすく理解しやすくなっています。

他の歯科クリニックの広告掲載を行っているので、他の歯科クリニックを宣伝する記事があるのは少コンテンツマーケティングの定義からは反れていますが、他にもブラッシング方法などの有益な情報を記事として配信しています。

他医療クリニックのコンテンツマーケティング事例

糖尿病チャンネル

http://tonyo-ch.com/

糖尿病・人工透析を受けている人向けに記事を配信しているサイトです。「糖尿病とお酒の付き合いかた」など、お医者さんに聞かないと分からない情報を分かりやすく解説しています。

また、「透析(HD)と血液透析ろ過(HDF)の違い」といった踏み込んだ内容も解説しているのが特徴です。糖尿病や透析治療をしている人に特化した内容の記事なので、普段気をつけるべきことから専門的な糖尿病に関する知識までを詳しく知ることができます。

歯科のコンテンツマーケティングを集客につなげる秘訣とは?

歯科がコンテンツマーケティングで成功するポイント

歯科クリニックがコンテンツマーケティングを行う場合、成功させるには何が大切なのでしょう?

ポイント1:見込み客になり得る人が探している内容を配信

「患者となり得る人がどのようなことを検索するか」を考えて記事を作成しましょう。

「情報としてはマニアックだけれど有益な情報」(ex.ガミースマイルの治療方法について)や「検索している人はかなり深刻で見込み客になり得る情報」(ex.前歯が欠けた時の早急な対処法)は記事としては集客につながりやすい内容です。

ニッチな情報は、その情報を探している人には中々みつからない内容でありその情報から歯科クリニックに興味を持ってもらえます。

歯科クリニックに来院している患者さんにアンケートで知りたい情報を書いてもらい、それを記事にするのもおすすめです。

ポイント2:季節・流行り関連の情報や検索が多い記事の作成

例えば矯正歯科なら、「春は入学・就活シーズンなので目立たない矯正がおすすめ」といった季節に関係する記事を配信しましょう。

今話題の関連情報を記事にするのも検索に引っかかりやすくなり有効です。(ただし、クリーンなイメージが歯科には大切なので下品なものやイメージダウンにつながる話題はやめましょう)

「多くの人が欲している情報」(ex.ブラッシング方法、ダイエットと歯の関係)といった注目度が高い記事を作成」することで歯科クリニックについて多くの人に知ってもらえるきっかけになります。

検索に引っかかりやすい内容の記事から、集客につながるような記事(ニッチな内容だけれどその情報を探している人は深刻)に移動する可能性もあるので両方の記事が必要です。

ポイント3:定期的な配信を継続しよう

コンテンツマーケティングはいきなり効果が出るものではありません。記事数の少ないスタートの段階では、効果を感じることは難しいです。

毎週継続的に記事を配信し、良記事を増やすことで効果が出てきます。途中で諦めないことも重要なポイントです。

まとめ

コンテンツマーケティングは、すぐに効果の出る手法ではありませんが「信頼・安心」が重要なポイントとなる歯科クリニックの集客にはとても有効です。より多くの人に低コストで歯科クリニックについて知ってもらうこともできます。

アウトバウンドマーケティングとインバウンドマーケティングを使い分け、集客することが理想的。上手く利用すれば広告規制で苦戦している競合クリニックから一歩リードできますよ。

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