巷では、「通販サイトとFacebook広告は相性が悪い」と言われてます。
Facebook利用者はタイムラインで友達の投稿をチェックしたり、お気に入りの歌手の投稿にコメントするといった交流を目的にしてるため、購買という行動には繋がりにくいというわけですね。
検索「新潟産 コシヒカリ 通販」のように、購買に積極的なキーワードへの検索連動型広告とは結果が違って当然です。
GoogleAdWordsやYDNのリターゲティング広告の成績がいいから、Facebookのリターゲティングもうまくいくっしょと、通販サイトの訪問者を追いかけたのに全く売れない・・・なんて声もよく耳にします。
【参照】リターゲティング広告/リマーケティング広告
http://bit.ly/1gcaVDa
あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?
そこでトライしてほしいのが、カスタムオーディエンスの「カスタマーリスト」という機能。ざっくり言うと、あなたが持ってるメールアドレスを元にリターゲティング広告のリストを作成できるのです!!!
この機能の可能性に、すぐピンときた方はセンスありますよ(キッパリ
GoogleAnalyticsを使ったリマーティングリストは、購入金額や回数、商品のSKU等、かなり細かいところまで突っ込んで条件付けできますが、それがFacebook広告でも可能になるというわけです。あなたの顧客データから、広告を届けたいユーザーを任意にピックアップしてリスト化できる・・・ワクワクしてきますよね。
例えば、こんな使い方
1.セールの告知
メルマガの精読率が悪くてセールの売上が・・・と悩んでいる場合、全メルマガ読者のメールアドレスでカスタマーリストを作成。Facebookのタイムラインにド派手なセールの広告を流しちゃいましょう!メルマガを読んでもらえなくても、読者にアプローチできるというわけです。
2.季節商品のリピート狙い
購入回数は少ないけど、コートやブーツは買ってくれてる・・・そんな顧客にリストを絞り込んで秋冬コレクションの広告をいち早くお届けしちゃいましょう!初回購入者がリピーターにならない理由の1位は、「お店のことを忘れてた」らしいですからね。
3.消耗品が切れた頃に・・・
プリンタのトナーやコピー用紙等のオフィス用品が切れる頃に、「プリンタのトナー、大丈夫ですか?」なんて小粋な広告を!
これだけは知っとこ!
・リターゲティング用リストの名称
Yahoo!:ターゲットリスト
Google:ユーザーリスト
Facebook:オーディエンス
・訪問履歴の有効期間
Yahoo!:540日間
Google:540日間
Facebook:180日間
まとめ
もちろん、メールアドレス全員がFacebookユーザーというわけではありませんが、カスタマーリストを上手に活用することで、ライバル店があきらめてるFacebook上で売上拡大を狙えます。やはり、顧客データはビジネスの宝ですよね。