Facebook広告を設定する上で問題になるのが、「インプレッション課金」と「クリック課金」の選択です。
まさに、どっちの課金にしまショー状態。Yahoo!プロモーション広告やGoogleAdWordsのクリック課金に慣れてると、「クリックもされないのにお金を払うなんて嫌じゃ嫌じゃ!」と思いがちです。
リスティング広告屋さんのWebサイトには、「クリック課金だから無駄打ちがない!」なんて書いてあることも多いので、特に悩むこともなく「クリック課金」を選んではいないでしょうか?
確かに、ターゲット入札価格を150円に設定しておけば、基本的にそれ以下の単価でウェブサイトクリックやFacebookページへのいいね!等のエンゲージメントを獲得できます。
月10万円の予算であれば、650程度のエンゲージメントが保証されます。「Facebook任せのインプレッション課金にするなんてバカげてる!」と考えるのも無理はありません。
インプレッション課金を勧める理由
しかし、私がお勧めするのは・・・実は、「インプレッション課金」です。ターゲットを絞り込み、クリック率の高い広告クリエイティブを作ることで、クリック課金の1/2~1/4ほどの単価でエンゲージメントを獲得できるケースがほとんどなのです。先ほどの例で言えば、
- クリック課金 650エンゲージメント
- インプレッション課金 1,300~2,600エンゲージメント
といった具合です。
社内でFacebook広告を運用する場合は、入札価格を調整する手間が省けることもメリットと言えます。適当に入札価格を設定して1週間後に管理画面を見てみたら、ほとんどインプレッションが発生してなかった。。。なんて悲しい思いをしなくてもいいのです。
Facebook広告のクリック単価は必ず上がる?
ただし、ターゲティングした潜在リーチ数によっては、ほんの数日~数週間で単価が上がってしまうこともあります。オーディエンスに一通り広告が配信され、「また、この広告かよっ!」と徐々にクリック率が下がってくることが原因。いわゆる、「広告が一巡した」と言われる状態に陥ることがあります。そんな時は、
- ターゲットを広げてみる
- 広告クリエイティブを変えてみる
にトライしてみましょう。それでも思ったような数字に戻らない場合、「インプレッション課金」の中盤~終盤あたりのクリック単価で「クリック課金」にトライしてみてください。
Facebook広告、まずは「インプレッション課金」で攻めてみましょう!!