セミナー集客が今よりずっと楽になる!!Facebook広告7つのポイント

[著]
セミナー集客

コンサルタントや士業の先生からよくいただく相談が「年々、セミナーの集客が難しくなってきた・・・(涙)」という内容です。

セミナー営業は顧客獲得の有効な手法ですが、自主開催する方が増えてますし、「セミナー=怪しい」という悪いイメージを持つ方が少なからず増えていることも要因と言えるかもしれません。

すでに何千、何万人ものメルマガ読者がいれば話は変わりますが、読者数も少なく、さほど有名人でもない。。。一体、どうやって集客すんだ。。。とお悩みの方に、ぜひトライしてほしいのがFacebook広告です。

Facebook広告を運用する際の7つのポイント

セミナーに参加するような意識の高い方は、まずFacebookを利用しています。ここに書いてあるポイントを確実に守り、実践することで、わずか1ヶ月で100人の集客だって夢ではありません。

1.ターゲティング

Facebook広告、最大の特徴がセグメントの質と量ですが、セミナー集客にあたっては、「地域」、「年齢」、「趣味・関心」の3つが重要になります。

地域

セミナー会場の都道府県はもちろんですが、まずは隣接する県まで広げてみましょう。会場が東京であれば新幹線1本で来れる大都市(仙台、名古屋、新潟、大阪等)も候補になります。また、過去の参加者リストから追加する地域を検討します。

年齢

これはセミナーのテーマによっても変わりますが、Facebookの利用者層やセミナー参加に積極的な層を考えると、一般的には30~50代がコアターゲットになります。

趣味・関心

慣れないうちは、設定画面の趣味・関心欄にある「参照」から選択すると楽です。ただ、予想以上に単語が多いのが厄介な点です。例えば、販売促進がテーマのセミナーの場合、

チラシ、広報、販売、マーケティング、販売促進、宣伝、広告または小売

等など、様々な単語が発見できます。検索窓に単語を入れると関連単語が表示されるので、思いつくままに調べてみましょう。

社長さんをターゲットにしたい場合は、「趣味・関心」ではなく「役職」から選択することになりますが、これも

社長さん、代表取締役社長CEO、代表取締役社長、代表、代表取締役、最高経営責任者、社長兼従業員または社長

のように多くの同義語があります。「税理士」のような資格名は役職ではなく、「趣味・関心」に含まれているので要注意です。

また、これがすごく重要なのですが、広告セットはターゲティング毎に細かく分類しておくことが鉄則です。広告効果測定のためにも、多少面倒ですが分けておいてください。

例)
・東京在住で転職に興味がある人
・埼玉在住で転職に興味がある人
・神奈川在住で転職に興味がある人
・千葉在住で転職に興味がある人

2.広告の目的とコンバージョンピクセル

セミナー集客のコンバージョンは通常、お申し込みフォームからの送信となるため、広告の目的を選択する際、「ウェブサイトでのコンバージョンを増やす」を選びがちですが、私のお勧めは「ウェブサイトへのアクセスを増やす」です。

記事「Facebook広告はインプレッション課金とクリック課金どっちがお得?」でも書きましたが、まずはインプレッション課金で配信するため、管理画面でクリック数やクリック単価が把握しやすい方が運用が楽になるのです。

「ウェブサイトへのアクセスを増やす」でも、コンバージョンピクセルを指定しておけば、管理画面でコンバージョン数が把握できますし、メインの効果測定はGoogleAnalyticsに任せればいいのです。

例外としては、セミナーの定員が数百人のようなケースです。その場合は、「ウェブサイトでのコンバージョンを増やす」を選んだ方が集客数が把握しやすくなります。

3.パラメータ

細かく説明すると小難しい話になってしまうので、四の五の言わずにFacebook広告設定時、セミナーページのURLの直後に以下の文字列を付与しておきましょう。●●は任意になりますが、例のようにFacebook経由であること、セミナー開催日、ターゲティング内容が分かるようにしておきます。

?utm_source=facebook&utm_medium=cpc&utm_campaign=●●
例)2015年9月23日開催セミナーの40代男性向けの広告

?utm_source=facebook&utm_medium=cpc&utm_campaign=fb_150923_m40

パラメータを付与しておくことで、GoogleAnalyticsの「キャンペーン」でセッション数やコンバージョン率、コンバージョン数等が把握できるようになります。

4.イメージ広告

Facebookのイメージ広告(画像の広告)には、やっかいな縛りがあります。俗に「20%ルール」と呼ばれてますが、広告表示面積の20%までしかテキスト(キャッチコピーや説明文等)を含めることができないのです。

これ、作ってみると分かりますが、本当に面倒なガイドラインです。慣れると感覚で分かるようになりますが、広告出稿前にFacebookが提供しているグリッドツールでチェックするといいでしょう。

グリッドツール

https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay

ただ、グリッドツールに頼りすぎると、実は審査に通る広告のキャッチコピーを小さくしすぎてしまい訴求力という点で損することもあります。手間はかかりますが、30%くらいで審査にかけてみて、落ちたら少しずつ小さくしていく流れがベストではあります。

これは余談ですが、文字としてギリギリ認識できるくらいの文章を背景代わりに敷き詰めたところ・・・無事審査に通ったことがあります(笑)

5.1ヶ月前から広告出稿

セミナー集客は遅くても1ヶ月前から始めましょう。皆さんお忙しいわけですから、スケジュールが埋まらないうちに告知をスタートするのです。

Facebook広告という観点では、誰もが必ずしも毎日Facebookを開くわけではないという理由もあります。週末しか見ない人、2週間に1回しか開かない人、様々ですから、集客期間には余裕が必要なのです。

6.選択と集中

ポイント「2」と「3」を実施し、ちゃんと効果測定できる下地ができてることが前提ですが、次のステップは選択と集中です。

例えば、20代はまったくコンバージョンしない・・・大阪はゼロだけど新潟は8人も申し込んでる!!ってことが分かれば、予算配分を変更したり、配信停止したり、より効率的な集客ができます。

7.セミナービジネス

毎回同じテーマ、同じ会場でセミナーを開催してると、どうしても広告効果が落ちてくるものです。

Facebook広告の場合、ターゲティングすればするほどリーチ数(広告配信される対象者数)も絞られてくるので、予想以上にコンバージョンが取りにくくなるケースもあります。

広告側の工夫では限界が見えてきたら、「次は、参加者の多い仙台で開催しよう」、「最新事例を紹介しよう」、「ターゲットを保険営業の人に絞って内容を練り直そう」、「有名な◯◯先生とジョイントセミナーにしよう」、「週末しかやってこなかったので、平日開催にチャレンジしよう」等、今まで広告を見ても「参加するボタン」を押さなかった人に参加してもらう工夫をしてみましょう。

あとがき

「セミナー集客が今よりずっと楽になる!!Facebook広告7つのポイント」いかがでしたか?

経験者は痛いほどお分かりいただけると思いますが、セミナー集客は予想以上に大変なものです。ここで紹介したFacebook広告のポイントを守り、【祝・満員御礼】を目指してはみませんか?


10万いいね!目指してます。

   

   

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>