Webマーケを武器にしてるコンサルは沢山いますが、私自身、強みの1つは「コミュニケーション」だと思っています。契約によっては、日本国内であれば毎月打ち合わせに行くスタイルをとってます。
「Webマーケティングなんて、結果がすべてじゃん!」という考え方もありますが、長くやってると、意外に「結果だけがすべてではない」と思うんですよね。本質は人対人、時に感情がぶつかり合うお仕事ですから。
そこで・・・今回は直接的な仕事の話ではなく、大男(185cm)のスマート気配り術を5つほどご紹介します。本当に小さなポイントですが、ウェブ屋以外のコンサルの方も読んでみてください。継続率アップに繋がるかもしれませんよ。
1.朝一で言ってはいけないコト
最近のノートパソコンは何時間も充電が持ちますが、同日に打ち合わせが重なると、電池切れになることもあります。そんな時は仕方なく、「すみません。電源をお借りしてもよろしいでしょうか?」と、コンセントをお借りすることになるわけです。
でもこれ、正確に言うと、「無料で有料の電気を使わせていただく」ということなんですよね。
ほんの数円のことですが、一度や二度ならまだしも、毎回だとさすがに厚かましい。朝一の打ち合わせなのに、「充電させていただいてもよろしいでしょうか?」なんて、言語道断なわけです。
前日に充電しておくのはもちろん、やばいと思ったら、ディスプレイを暗くしたり、省電力モードに切り替えたり、空き時間に喫茶店で充電したり。。。といった工夫はしたいものです。
2.始めよければ終わりよし
いくら仕事で赴いてるとはいえ、開口一番「おはようございます。これが本日の資料です」と資料を配りはじめるなんていう機械的な対応はNGです。
クライアントのヘアスタイルやファッション、事務所のインテリア等に変化があれば、「あれ?髪型変えました?スッキリしましたね」という、他愛もない一言で互いに気持よくスタートできるわけです。
特に気づくことがなければ、仕込んでおいた時事ネタを1つ2つ。
3.ローファーで伺う事務所
クライアントの事務所によっては、玄関で靴を脱ぐところも珍しくありません。その際、脱ぐ・履くでモタモタすると、かっちょ悪いですよね。「ありがとうございました」の後、紐靴と苦戦しちゃったり。そんな事態を見越して、すぐに脱ぎ履きできるローファーで行くようにしてます。帰り際は特にスマートにいきたいものです。
4.パソコンもスマホも全開
Webマーケの打ち合わせをしてると、紙の資料以外にもパソコンでいろんな画面を出すことがあります。リスティング広告の管理画面、アクセス解析画面、クライアントのWebサイト、各種ツールの管理画面などなど。
ちゃんとネットに繋がっていれば、各画面は数秒で表示できますが、その数秒すら短縮するのがプロ意識というもの。先方に伺う前に、関連するサイトやツールはすべて開いておきましょう。自分のスマホでスマホサイトも表示させておくと吉です。
5.ドキドキ同期
これはDropboxのようなオンラインストレージサービスを利用している方に限定されますが、あらかじめ必要な資料の同期は終わらせておきましょう。クライアントに資料を配り終わったのに、同期が終わらず自分だけ資料が見れない・・・ノートパソコンの「同期中:残り60ファイル4分」なんて表示を見て青ざめる・・・由々しき事態です。
自分用の資料もすべてプリントアウトしてあればいいのですが、枚数が膨大で印刷しなかった場合、補足資料をパソコンで確認する場合も要注意です。
まとめ
正直、これらプチ気配り術を毎回パーフェクトにこなせてるわけではありませんが、重要なのは、このような「意識」で取り組むということです。クライアントがこんな小さなコトに気づいて褒めてくれるわけではありませんが、小さなイライラが溜まる可能性はありますからね。