こんにちは。ココマッチーのさとみんです。日経トレンディによる2017年ヒット予測が11月に入り発表されました。来年の注目商品・サービスがランキング形式で発表されており、2017年の予測にも面白い商品が満載です。
予測が当たるか当たらないかは別として、ヒット予測をあらかじめチェックしておくと来年の流行りの流れ・風潮を先取りすることができます。
それでは、2016年のヒット予測をまずは振り返りつつ2017年ヒット商品について詳しくみていきましょう。
2016年のヒット予測はどうだったっけ?
まずは2016年のヒット予測についてみていきましょう。
2016年ヒット商品ランキング10位まではこちら
- 第1位:新電力トリプルセット割
- 第2位:激安オムニ家電
- 第3位:街かどインスタントプリント
- 第4位:セルロース・ナノ・コスメ
- 第5位:PlayStation VR
- 第6位:“テラハ風”エコノミーホテル
- 第7位:G―SMART
- 第8位:ベランダ・グランピング
- 第9位:ドラクエXI&ビルダーズ
- 第10位:食べるコスメオイル
商品化が決定していないものはヒット予測には含まれないので、「ポケモンGO」「君の名は。」といった実際に大ヒットした商品はランクインしておらず。ただし、第5位の「PlayStation VR」や第8位「ベランダ・グランピング」はヒットとまではいかなくても流行のひとつとして注目されました。
2016年日経トレンディによるヒット予測について詳しくはこちらの記事もご参考下さい。2016年ヒットした商品のランキングも追記に記載してあるので、ヒット予測ともぜひ比較してみて下さいね。
続いて、注目の2017年ヒット予測をみていきましょう。2017年ヒット予測1位から10位は
- 第1位:ノールックAI家電
- 第2位:“魅せる”ミールキット
- 第3位:手ぶらで”旬撮“カメラ
- 第4位:燃焼系ウエアラブルジム
- 第5位:ドローンレーサー
- 第6位:スポクラ(スポーツクラウド)
- 第7位:都市型ソーシャルランドリー
- 第8位:シリーズ・ハイブリッドEV
- 第9位:東西”極上”クルーズトレイン
- 第10位:民旅(みんたび)
「AI家電」「ウェアラブルジム」など聞きなれない商品がずらりと並んでおります。一体どのような商品なのでしょう?それぞれ詳しくみていきましょう。
第1位:ノールックAI家電
ノールックAI家電は、AI(人工知能)によって声に反応して操作を行ってくれる家電のことです。iPhoneのSiriのように声に反応するので、ハンズフリーで利用できる新しいスタイルの家電です。
人工知能を使った家電はすでにいくつか発売されています。
例えば家電大手のシャープでは、会話をしたり歩いたりする「ロボットのスマホ」ロボホンや冷蔵庫内のものの消費期限管理をしたり献立メニューを提案してくれるオーブンレンジなどが登場。
家電という身近な製品にAIが搭載されることで、来年から徐々に生活の一部にAIが存在することが当然となっていくのかもしれませんね。
ドラえもんのように、家電が話をしながらお手伝いをしてくれる時代に期待が膨らみます。
第2位:“魅せる”ミールキット
ミールキットは食材とレシピの定期宅配サービスです。ただの食材の定期配送サービスではなく、見た目がおしゃれな”魅せる”お料理が作れるキットをお取り寄せできます。
必要な材料が全て揃っており、レシピもついているので簡単におしゃれな料理をつくることができます。SNSで作った料理を配信する人向けに考えられているようです。
今はおしゃれなものをSNSに載せるのが当たり前の時代なので、これは若い世代を中心に話題になりそうですね!
第3位:手ぶらで”旬撮”カメラ
名前を聞いただけでは、どのようなカメラか分かりにくいですよね。手ぶらで”旬撮”カメラはメガネにつけるタイプのカメラで、ウインクしたら撮影ができるのだとか。
Bluetooth対応でスマホと連動することができ、撮影した写真を簡単にスマホに保存することができます。
小さい子供の可愛い瞬間などを逃さないといった一瞬の撮影に向いているカメラですが、その反面知らない人からいつの間にか写真を撮られているといった悪用が発生する恐れも。
簡単に思い出を写真に残せる素晴らしい機能ですが、盗撮対策がちょっと気になります。
第4位:燃焼系ウエアラブルジム
ウェアラブルジムは新しいタイプのフィットネスジムで、コンピューターを連動させながらトレーニングを行います。
体に装着することで心拍数などを計測する「ウエアラブル」を使い、大型スクリーンに映されるそれぞれの心拍数などの情報をみながら参加型トレーニングを行います。
フィットジムによくある参加型トレーニングは、一人で行うよりも楽しくエクササイズができるといったメリットがありますが一方で無理をしすぎてしまうことも。
大型モニターに心拍数が表示されるので、個人が無理なくトレーニングをできる環境を実現したフィットネスジムです。
11月1日にアメリカ大手のフィットネスジム「オレンジセオリー・フィットネス」が横浜の青葉台にオープンしました。これから浸透していくかもしれませんね。
第5位:ドローンレーサー
ドローンレーサーは、2016年の9月に開催された「第56回全日本模型ホビーショー」でお披露目されたレースに出すことが目的のドローンです。レーシングドローンとしての機能が充実しているほか、低空飛行に特化していて地表約35cmから60cmの高度を維持して飛行することができます。
重量も約130gと軽量で、ドローン規制法の対象外になるので気軽に飛ばすことができます。耐久性にも非常に優れており、レースでクラッシュしてもすぐに操縦できるのが注目される理由のひとつです。
ドローンレーサーは「未来のクルマ」をコンセプトにしており、レース映像を観るといつか車もこのように飛ぶのでは?と思わずワクワクしてしまいますよ。
第6位:スポクラ(スポーツクラウド)
スポクラはスポーツ用品専門の預かりサービスです。普段は使わないスポーツ道具を預けることができ、必要な時にスポクラから直接スポーツ会場に送ることができます。
例えばスキーやスノボといった季節限定のスポーツ用品を預けておき、家へ持ち帰ることなくそのままスキー場へ送るといったことが可能です。
今後は修理などのメンテナンスサービスも始まるようで、オプションサービスにも期待できそうですね。
第7位:都市型ソーシャルランドリー
都市型ソーシャルランドリーは、お洒落なカフェや書店・バーなどが併設している洗濯ランドリーです。欧米を中心に広まっており、待ち時間を快適に過ごせることから育児や仕事で忙しい人を中心に人気を集めているようです。
今後は洗濯代行サービスも併設される予定なので、ランドリーのほかに洗濯代行への需要も増えていきそうです。
第8位:シリーズ・ハイブリッドEV
シリーズ・ハイブリッドEVは、日産の電気自動車「ノート」に搭載される新しいハイブリット方式のことです。今までの電気自動車との大きな違いは、エンジンが車輪の駆動を目的としておらず、バッテリーの充電専用になっているところ。
車輪自体はガソリンエンジンによりモーターが発電することで動きます。今までの電気自動車にはない優れた燃費と素早い加速が特徴です。
充電できる場所が少ない・充電に時間がかかるといった電気自動車の課題を解消してくれる新しいタイプの電気自動車です。
第9位:東西”極上”クルーズトレイン
東西”極上”クルーズトレインは、日本各地で人気の観光列車のひとつに仲間入りする超豪華な観光列車です。
客間が畳のデラックス・スイートや本格的なお料理を堪能できるダイニング・落ち着いたラウンジで景色を楽しめるなど今までの観光列車とは別格の豪華なスタイルが特徴です。
さらに停車駅での散策の時間が設けられているなど、豪華客船を思わせるようなプランとなっています。
数十万と高額な価格設定にも関わらず希望者が後を絶たないJR九州の「ななつ星in九州」に続き今後各地で運行が開始します。
具体的には2017年5月よりJR東日本で「トランスイート四季島」、JR西日本では2015年まで運行していた「トワイライトエクスプレス瑞風」がリニューアルされて運行をスタートします。
ホテルのような上質さをもったクルーズトレインとして、観光列車人気に拍車がかかりそうですね。
第10位:民旅
民旅は、地元の人が旅行会社とは関係なく個人で案内をすることを指します。ガイドブックでは分からない・そこに住んでいる人ならではの案内を受けることができます。東京オリンピックに向けて徐々に注目されつつあります。
民旅を行う側としては、休日など空いている時間に案内して収入を得られるので、人と交流するのが好きな人には魅力的な副業ですね。
まだ完全には認められていないので、特区のみのサービスになります。東京オリンピックに向け注目される民泊サービス「Airbnb」の影響も伴い、サービス可能な地域は徐々に増えていくかもしれませんね。
Airbnbについて詳しくはこちらの記事もご参考下さい。
10位以降にも気になるものが・・”まるでクリーニング”マシンって?
10位までを紹介しましたが、10位以降もいくつか気になる商品がありました。特に23位にランクインした”まるでクリーニング”マシンが個人的にかなり気になります。見た目は冷蔵庫のような機械の中に水蒸気を発生させて振動し、服のしわや匂いを取ってくれるそうです。
スーツなどをクリーニングに出す時間がない、面倒くさい人にはもってこいの商品ですね!ただ、いい値段しそうですね・・・。
まとめ
いかがでしたが?2017年日経トレンディによるヒット予測第10位までについて紹介しました。気になる商品・サービスはみつかりましたか?
ヒット予測は、あくまで現段階で商品化されることが決定しているもの限定のランキングなので、今年の「ポケモンGO」や「君の名は。」のように商品化が現段階で確定していないものが実際のヒットとしてどうくい込んでくるのかも気になるところです。
2017年にどのようなものがヒットするか皆さんも予測してみてくださいね。また、2016年にヒットした「ポケモンGO」について詳しくはこちらの記事もご参考下さい。