世の中、コンテンツマーケティングだのオウンドメディアだの騒がしくなってきましたが、まともな会社に依頼すると、初期費用で200~300万円はかかります。
とてもじゃありませんが、小さな会社にそんなキャッシュの余裕はありません。いくら「オーガニック検索ユーザーだけで月30万PV狙えましゅ!!」と熱弁されたところで、無い袖は振れませんよね。
確かに、コンテンツマーケティングがうまくいけば、名もない小さな会社でも、たった1サイトで今まで見たことも無かったPVを叩き出し、「数=分母」を武器に様々な展開を狙えます。
ただ、FacebookやTwitterでギュンギュン拡散されるような記事、1記事でドカンと月に何万PV稼ぐような記事を定期的かつ継続的に上げていくなんて、並大抵のことではありません。ましてや、それを自社でやろうなんて。。。
そこでオススメなのが、「まずは既存のサイトを強くしよう!!」という極めて当たり前の戦術です。文章メインのコンテンツを自分のペースで追加し続けることで、3ヶ月後・・・半年後・・・1年後・・・あなたの予想を超えてアクセスが増えることは間違いありません。コンテンツが訪問者の悩みや疑問を解消することで、CVR(コンバージョンレート・反応率)も自ずと上がっていくことになります。
既存のサイトを強くする7つの黄金コンテンツ
1.お客様の声
いわずと知れた、お約束中のお約束コンテンツですが、時を経ても効果・輝きは色あせるものではありません。ただ、ユーザーもこの手の声には見慣れてきたので、単に「テキストを流し込む」だけではなく、「手書き原稿(拡大可能)+テキスト」、「動画で配信」といった工夫も必要です。
意外に難しいのが声集めですが、書きやすいテンプレートを準備したり、口頭で聞いた内容をこちらでまとめた上でチェックしてもらうことでガシガシ集めましょう。
2.インタビュー
お客様の声をインタビュー形式にするのが基本形ですが、インタビュー対象は意外に広がるものです。お米の生産者、派遣元の人事担当者、通販の裏方(配送担当)等など、あなたのビジネスに関わる方々すべてを対象にするくらいの勢い、図々しさが大事になってきます。
3.情報リサイクル
情報リサイクルとは、その名の通り、一度発信した情報コンテンツを形を変えて再利用すること。メルマガ原稿をそのままWEBサイトのコンテンツとしてリサイクル!もう止めてしまったブログから使えそうな記事をリライトして持ってくると効率的ですよね。
視点を変えて、Facebookでたくさん「いいね!」がついた投稿、Twitterのつぶやきで反応がよかったものをまとめて、「社長の名言集」や「現場の声」なんてコンテンツに仕上げてみましょう。
4.用語集
BtoBのような専門職や専門的な商材を扱っているほどチャンスです。一般人は絶対知らないようなニッチな用語だって、専門家にとっては「一般的な言葉=キーワード」なのです。
数が少ないうちは、「あ行」「か行」のように行単位でページを分けておき、数が溜まった段階で「あ」「い」「う」のように細かくページ分割。お客様の声やインタビューのように集める手間がかからないのもグッドです。
5.ビフォーアフター
ビフォーアフターは加圧ジムやリフォーム業界だけのコンテンツではありません。税理士であれば、あるクライアントが税理士変更後に顧問料やサービスがどれだけ変わったか?我々WEBマーケティング業界であれば、売上やCV数がどれだけ変わったかを棒グラフや円グラフを駆使して視覚に訴えかけるといいでしょう。
6.リスト
リストと言ってもピンとこないかもしれませんが、例えば、薬剤師の派遣会社でしたら、全国の病院・薬局リストを作る。専門学校は過去の就職先リスト。
ちょいとグレーですが、エステサロンが商圏内のサロンリストを上げることで、ご指名(サロン名)検索で引っかかってきたり・・・知恵を働かせてリスト作りに専念してみてください。
7.レポート
セミナーや現地見学会のようなイベントを開催する際、集客用のページを作ると思いますが、ぜひともチャレンジしてもらいたいのが後日レポートです。
当日の写真と共に、時系列でイベント内容を振り返ったり、反省点や次回への改善点等をまとめると社内でも役立つコンテンツになることうけあいです。
まとめ
「WEBページを清く正しく定期的に増やす7つの黄金コンテンツ」いかがでしたか?
コンテンツ系の施策で重要なのは、兎にも角にも「継続」すること。地味で労力がかかる作業だからこそ続けることが難しい。だからこそ、続けることがチカラになるのです。