サイトやブログで使うロゴやバナー、お店におくチラシやPOPなどを作成する際にはデザイン系のソフトが必要になります
WEBデザイナーやグラフックデザイナーとよばれるプロのデザイナーはAdobeという会社が発売しているPhotoshopやIllustratorといったソフトを使用していることが多いです。
しかし、これらのソフトはそれぞれ数万円するものでデザインの初心者が最初から手を出すにはなかなかハードルが高いです。
そこで、今回はデザイン系のフリーソフト(無料で使えるソフト)でおすすめのものをいくつか紹介したいと思います。
デザイン系のフリーソフト3本
GIMP(ギンプ)(http://www.gimp.org/)
Photoshopと似た機能をもつ、ビットマップ画像の作成・加工を行うためのフリーソフトです。 無償で使えるソフトながら、有料のソフトと同程度の機能を備えています。
多種多様なプラグインなどに加えて、フィルタ機能も数多く備えており、一通りの画像編集をおこなうことが出来ます。
日本語での使い方指南などもネット上に多数存在していて、ネットに公開されている自作ブラシなどでカスタマイズも可能です。
ビットマップデータ
ドットの集まりで表現される形式の画像です。画像を構成する各ドットとメモリー内の何ビットかが対応し、それがどのように配置されているかを記憶したもののことです。ベクター画像とは異なり拡大するとドット自体も拡大されるため、曲線部分にジャギーと呼ばれるギザギザが出てしまいます。
出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
Inkscape(インクスケープ)(https://inkscape.org/ja/)
Illustratorと似た機能をもつ、ベクター画像を作成することの出来るフリーソフトです。
ドローソフトとしての基本的な編集機能は備わっており手軽に図形を描画することが出来ます。
2003年末に誕生したばかりの比較的新しいソフトで発展途上中ですが、利用者は数多くいて、解説サイトや書籍なども豊富です。
ベクターデータ
線を用いて図形を描画・管理した画像のことで、ベクトル画像やベクターグラフィックスとも呼びます。点の集まりで描画するビットマップ画像とは異なり、図形の拡大や縮小などを行っても、画像が劣化しません。
出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
Picasa(ピカサ)(http://picasa.google.com/intl/ja/)
Googleが運営している写真の管理ソフトですが、レタッチなどの編集機能も搭載されています。
GIMPやInkscapeのような高度な機能はありませんが、色調補正機能やトリミング機能、その他様々な機能が比較的簡単に使えるようになっています。
写真の細かい加工や補正ではなく、ザックリと色を変えてみたり、トリミングしてみたいといった初心者の人におすすめです。
まとめ
まずはこれらのフリーソフトで挑戦してみて、物足りなくなってきたらPhotoshopやIllustratorを購入するのがよいでしょう。
また、現在は月額制でAdobe社の最新ソフトが使える「Adobe Creative Cloud」というプランもあるので、こちらを利用する選択肢もあります。
IllustratorやPhotoshopを利用する際には、用途や頻度などによって製品版やクラウド版など、自分にあったものを選択することをおすすめします。