今回のテーマは、クローズド型のSNSです。FacebookやTwitterなどのSNSに疲れてしまった方におすすめなサービスなんです。大手のSNSとは違い、オリジナリティ溢れる魅力的なSNSも多く見られます。ほとんどが無料のサービスなので、気になったサービスがあったら試してみてくださいね。
SNS疲れが広まっている?
みなさんは、SNSに疲れていますか?FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSは、世界中に多数のユーザーがいます。人々の生活に浸透しているSNSなのですが、最近ではSNSに疲れている方が多いようです。
「Facebook疲れ」なんて言葉も出てきているほど。SNS疲れのユーザーを抱えているのは日本だけでなく、世界中に広がりをみせているんです。SNS疲れの主な症状は下記の通り。
- 友人や上司の投稿に「いいね」するのがストレス
- 自分の投稿やツイートに反応がないと焦ってしまう
- 親しくない人に見られたくないので投稿/シェアができない
どうですか?SNSを使ったことがある人なら、誰しもこんな経験があるでしょう。現代人なら誰でもSNS疲れの予備軍と言えるんです。そんな状況の中で脚光を浴びているのが、クローズドなSNS。SNSに疲れたユーザーを取り込んで、どんどんと注目を集めているのです。
クローズドSNSって?
さて、クローズドなSNSとはそもそもどういったサービスなのでしょうか。FacebookやTwitterなどのSNSを開かれた(オープンな)SNSとするなら、クローズドなSNSは閉ざされたSNSと言えます。主な特徴をあげてみましょう。
- 基本的に匿名性
- つながりに人数制限がある
- 投稿が一般には公開されない
従来のオープンなSNSとは違い、限られた人とだけつながりを持てるのがクローズドなSNSなのです。「クローズド」とは言っていますが、それだけが特徴ではありません。
従来のSNSとは異なる楽しさや活用法も大きな魅力なんです。SNSに疲れていない方も、ぜひ一度使ってみてください。ひょっとしたら、FacebookやTwitterよりも楽しんでしまうかもしれませんよ。
また、海外で今流行しているクローズド型SNSが”Snapchat”。なんとTwitterの一日の利用者数を超えているとか!こちらについて詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
次は日本で!?動画広告に期待大のSNS”Snapchat”を大解説
http://cocomachi.tokyo/snapchat-markething
おすすめのクローズドSNS7つ
ここからは、おすすめのクローズドSNSをご紹介していきます。大手SNSに満足できないユーザーをターゲットにしているため、オリジナリティのあるサービスばかりです。
Ello
海外を中心に人気を集めてきているソーシャルサービス、Ello(エロー)。ブラウザ版と同時に、アプリもリリースされています。匿名性であることと、広告がないことがElloの特徴です。匿名性なことに加えて、性別も登録する必要がありません。
そのため、アート系やLGBTなどのユーザーからも支持を集めています。もともとはFacebookに対抗するサービスとしてスタートしたサービスということもあり、大手SNSには合わないユーザーの受け皿ともなっているのです。なお、Elloへの登録は以前は招待制でしたが、現在は自由にユーザー登録が可能です。
https://ello.co/beta-public-profiles
Pairy
Pairyはカップル専用のアプリです。つながりを持つユーザーはパートナーの一人と、完全にクローズドなアプリですね。Pairyでは、デートの予定をたてたり、想い出の写真をストックしておくこともできるんです。デート機能では、行きたい場所をリストにしておいたり、デートの日程を調整することも可能です。
なかなか高機能なアプリで、LINEのようにチャットやスタンプを楽しむこともできます。PairyはiOS版とAndroid版が提供されています。
wellnote
こちらは家族のためのクローズドアプリ、wellnoteです。家族間で、写真や動画を共有することができます。写真や動画を家族と共有したいタイミングは、思いのほか多いもの。
とは言っても、関係のない他人に見られてしまうことには抵抗がありますよね。wellnoteは家族専用のクローズドなSNSなので、アップロードした写真や動画を安心して家族間で共有することができますね。母子手帳機能やダイエット管理、血圧管理など機能は多いのですが、無料で利用可能です。なおアプリだけではなく、ブラウザ版も用意されています。
Path
クローズドSNSとしては歴史の長いPath。シンプルで使いやすいクローズドSNSです。操作が直感的で使いやすいことでも有名で、投稿がとても簡単です。
投稿できる内容は、テキストや写真、音楽、現在地などさまざま。またFacebookの「いいね」とは違い、スマイルや怒った顔などの送信が可能です。Pathでつながれるのは150人までなので、家族や部活、部署などさまざまなコミュニティで使えますね。なお、iOS版、Android版、Windows版が用意されています。
Flat
DeNAがリリースしているクローズドSNS、Flat。社内で使うことのできるSNSなのですが、実名性でないことが特徴です。自分の名前や部署が隠されているので、気軽にコミュニケーションをとることができますね。
サービス名のとおり、フラットな関係でやり取りができることも大きな魅力。役職を気にせず、話や相談ができるでしょう。リクルートグループや日本アイ・ビー・エム、KDDIなど、導入企業も多岐に渡ります。
CLASSTING
世界的に利用されているクローズドSNS、CLASSTING。2015年から本格運用されている、まだ新しいサービスです。CLASSTINGは教育期間用のSNSです。先生や学生、保護者が参加することができます。クラスに関するお知らせをしたり、授業で使った資料を共有することもできます。クラス専用の空間なので、日頃の学校生活と変わらないコミュニケーションが取れますね。
Rumor
Flatと同じくDeNAが2014年にリリースした匿名性のiOSアプリ、Rumor(ルーマー)。主な機能は、投稿やコメントなどのコミュニケーション機能です。Rumorの特徴は、ユーザーの電話番号と電話帳をもとにつながりをつくること。リアルな世界では知り合いだけれども、Rumorの中ではお互いの実名を伏せてコミュニケーションをとることができます。
他人ではないのに、お互いが誰だかわからないところが、Rumorのおもしろさ。実名性のSNSでは得られない、ライトなコミュニケーションがウリ。2016年はじめにサービスの終了が予定されているのですが、似たアイデアのアプリが今後リリースされるかもしれませんね。
公式サイト
https://www.rumor.xyz/
まとめ
いかがだったでしょうか?クローズド型SNSには他には無い独特の楽しさや魅力があります。オリジナリティ溢れるクローズド型SNSの中から自分に合ったものを見つけて楽しんでください。一度始めたらSNS疲れなんて吹っ飛んでしまうかもしれませんよ。