Googleやセールスフォース、ディズニー等による買収の噂が流れては消えるTwitter。すでに落ち目感が漂ってますが、全世界で3億2,000万人、日本でも3,500万人のユーザー数をほこるSNSであることは間違いない事実。
かくいう私も断然Twitter派。FacebookやInstagramより気楽に投稿できるのが最高!もし有料になっても月980円(税込)までは払う気概で日々つぶやいてます。
さて、今回は「Twitterアナリティクス」をご紹介。もう2年以上前に公開されたツールですが、意外に知らない人が多いようなので取り上げておきます。
※川島康平のTwitterは本当にただの独り言なのでフォローしないでください
Twitterアナリティクスとは?
アナリティクスという名のとおり、ツイート(つぶやき)やオーディエンス(フォロワーやTwitter利用者の情報)のデータが見えるツール。Twitterユーザーであれば誰でも無料で利用できます。
Twitterアナリティクスの開き方
パソコンで開く
Twitterにログインし、画面右上のプロフィール写真をクリック→プルダウンメニューから「アナリティクス」をクリックすると開きます。
ちなみに、TweetDeckを使ってる方は自分のツイートをクリック→「VIEW TWEET ACTIVITY」で開くことができます。
スマホで開く
Twitterアプリで自分のツイートをクリック→「ツイートアクティビティを表示」で簡易版Twitterアナリティクスが開きます。
各ツイートのインプレッション数(ユーザーがTwitterでツイートを見た回数)やエンゲージメント数(ユーザーがツイートに反応した回数)しか見れませんが、ちょっとしたチェックならこれで十分です。
Twitterアナリティクスの見方
ホーム画面
ホーム画面を開くと、「過去28日でのパフォーマンスの変動」が目に入ります。該当期間のツイート数やインプレッション数、プロフィールへのアクセスの変動が把握できます。ん?意外にプロフィールへのアクセスが多い(1,697)ですね。ビジネス利用の場合、真面目に書いておきましょう。
また、各月のトップツイート(最も多くのインプレッションを獲得したツイート)、トップ@ツイート(最も多くのエンゲージメントを獲得した自分宛のツイート)等も分かりやすくまとめられています。ツイートをさかのぼると、いろんな記憶が蘇りますね。シミジミ。
メニュー「ツイート」
画面上部の「ツイート」をクリックすると、さらに詳細なデータを確認できます。4つのタブがありますが、タブ「トップツイート」で一覧表示すると、「どんなツイートの反応が良かったか」容易に把握できます。インプレッションやエンゲージメント率でソートできたら、もっと便利なんですけどね。
ちなみに、2016年10月は私と奥さんのやり取りが28,778インプレッション、939エンゲージメント獲得で1位でした。その他、「P-GOのハレー彗星」、「朝日新聞の社外秘資料」、「リスティング運用」といったネタの反応がよかったようです。
メニュー「オーディエンス」
フォロワーやすべてのTwitterユーザー(アメリカのみ)、オーガニックなオーディエンス(フォロワー以外の閲覧ユーザー)の様々なデータが確認できます。
ちなみに、すべてのTwitterユーザーでは以下の項目が増えます。私の感覚値ですが、精度は?マークです。
ペルソナも指定できる
すべてのTwitteryユーザーでは「保護者」、「シニア」、「ベビーブーム世代」等、ざっくりしたペルソナを指定してデータを確認できます。また、上記の興味関心や性別等でターゲティングも可能。
なかなか面白そうですが、対象がアメリカ国内ユーザーだけなのでチラ見で終わりですね。残念。
メニュー「イベント」
今の時期ですと、クリスマスやブラックフライデー(11月第4木曜日の感謝祭)といったイベントに関するツイートのデータが確認できます。各イベント欄の「View Details」をクリックすると、性別・年齢・地域等の詳細も見れます。
ちなみに、クリスマスに関するツイートは50%が18~24歳、日本はアメリカに次ぐ2位で26%、iPhoneユーザーが31%でした。「だから何?」とは聞かないでください。
メニュー「詳細」
この中の「Twitterカード」では、指定したホームページに関するツイートの情報が確認できます。ホームページにタグを設置する必要がありますが、気になる方はトライ。
面倒な方はTwitter検索でURLを打つという選択肢もありです。
まとめ
Twitterアナリティクス使いたくなりましたか?
ビジネス用途でTwitterを活用してる会社はまだまだ多いと思います。「どんなツイートの反応がいいか?」、「狙ったユーザー層に届いてるか?」を確認するだけでも使う価値はあります。
全世界のユーザー数はInstagramにあっさり追い越されましたが、日本国内だけ見ればTwitter3,500万人、Instagram1,100万人とまだ優位。どのSNSに力を入れるかの判断材料としてもTwitterアナリティクスをお試しあれ。