覚えのないツイートが配信!?Twitterのセキュリティとプライバシーを見直そう

[著]
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Twitterのセキュリティ設定、登録してから見なおしたことありますか? 設定によっては、知らない人や繋がりたくない人にもあなたのプライバシーが丸見え…ということ、意外と多いんです。

また不審なアプリとの連携等で、アカウント自体を乗っ取られるケースも見られています。

楽しく安全にTwitterを使うためには、セキュリティ設定やプライバシー設定をしっかり見直すことが大切。今回はプライバシーを守るための設定と「乗っ取り被害」を防ぐための対策についてご紹介していきます。

プライバシーを守りたい!見直すべき5つのセキュリティ設定

まずは以下の5つの設定をチェックして、個人情報やプライバシーを守りましょう。

ツイートでどこに居るかバレバレ…「位置情報」の設定を確認しよう

「位置情報」がONの状態だと、ツイートを読んだ人たちはあなたがどこからつぶやいているのか、地図情報ですぐに取得できてしまいます。特に必要が無い場合には、位置情報は「OFF」にした方が無難です。

Twitterの設定画面

「設定」をタップします。

Twitterの設定画面

「プライバシー」を選びます。

Twitterのプライバシー画面

「位置情報サービス」を選びます。

「Twitter」を選ぶ

「Twitter」を選びます。

「許可しない」にチェックを入れます。

Twitterの許可しないを選ぶ画面

メールアドレスで探されたくない!メアド検索を無効にする方法

登録しているメールアドレスでの検索をOKにしていると、あなたのメアドを知っている「繋がりたくない相手」からTwitterアカウントが探しだされる可能性も。登録メアドで探されないよう、メアド検索を不許可にしておけば安心です。

Twitterの許可しないを選ぶ画面

「設定」→「Twitter」を選びます。

Twitterのアカウント画面

使用するアカウントを選択すると「アカウント画面」が表示されます。

「メールアドレス検索」をタップして「OFF」にします。

フォロー外からのDMを受けとりたくない!DMの設定を確認しよう

2015年4月のTwitterの仕様変更により、DM(ダイレクトメール)の送受信がフォロー外からでもできるようになりました。乗っ取り等の被害を防ぐためにも、フォロー外DMを受け取らない設定になっているかを確認しておきましょう。

Twitterの歯車をタップする画面

Twitterアプリを起動し、右下の「アカウント」をタップ → 右上の歯車マークをタップします。

Twitterの設定をタップする画面

「設定」をタップします。

Twitterの設定するアカウントを選ぶ画面

「設定」画面から今回設定するアカウントを選びます。

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アカウント設定画面で「全ユーザーからメッセージを受信」がOFFになっているか確認します。「ON」になっている場合はタップしてOFFにしましょう。

※デフォルト設定では「OFF」になっています。

知らない人からフォローされたくない!「鍵アカウント」の設定でプライバシーを守ろう

フォロワーにのみツイートを公開する設定にすれば、今後フォローをされる際にもあなたの「承認」が必要になります。この非公開アカウントのことは、通称「鍵アカウント」と呼ばれることも。知らない人からフォローをされたくない時には、アカウントに鍵をかけてしまいましょう。

Twitterアプリを起動し、アカウント→歯車マークをタップします。

「設定」をタップします。

設定画面から、今回設定するアカウントを選びます。

アカウント設定画面「ツイートを非公開にする」をONにします。

Twitterで「ツイートを非公開にする」の画面後

なおアカウントに鍵をかけた場合、フォロワーの人たちはあなたのツイートを読むだけで、RT(リツイート)することはできなくなります。

知らない人のツイートをTLに出さない

公式Twitterの場合には、TL(タイムライン)に知らないユーザーのツイートやRTが表示されることも。これは今までのあなたのツイート履歴から、関連性のありそうなものをTwitter側が表示させているのです。

直接的にプライバシーを侵害されているわけではありませんが、TLがごちゃごちゃして見づらいのは困りますね。要らないツイートをTLから消すには「ミュート」機能を使うのが便利です。

TwitterでTL上のツイートをタップする画面

TL上のツイートをタップし、該当ツイートを全面表示させます。ツイート右下の「…」マークをタップします。

Twitterでミュートを選ぶ画面

「ミュート」を選びます。

TwitterでイートがTLに表示されなくなる確認画面

「はい」を選択すると該当ユーザーのツイートがTLに表示されなくなります。

「ミュート」をしたことは相手には通知されません。なお「いちいちミュートをするのは手間でイヤ!」という場合には、いっそ公式Twitterを見ずに他のTwitter用アプリを使ってしまうのも手です。

あなたのTwitterアカウント、乗っ取られていませんか?

一時期よりは下火になったものの、現在でもTwitterアカウントの乗っ取り被害報告は跡を絶ちません。大切な個人情報を守るという意味でも、乗っ取られていないかの確認や対策を今すぐ行いましょう。

「乗っ取り」被害にあっていないかをチェック!

連携アプリを確認する

まず不要・不審なアプリとの連携が無いかを確認します。連携アプリの確認・解除にあたっては、PC版Twitter(Webブラウザ版)へのログインが必要です。

スマホの場合にはスマホ版Google Chrome・Sleipnir等のブラウザアプリをダウンロードし、Webブラウザ版のTwitterへログインしてください。(TwitterアプリやSafariではPC版の表示ができません)

Twitterのプロフィール画像の設定画面

ホーム画面右上のプロフィール画像(プロフィールと設定)をクリックし「設定」を選びます。

Twitterの連携しているアプリ一覧画面

左側バー「アプリ連携」をクリックすると、現在連携しているアプリ一覧が表示されます。

不要・不審な連携アプリを見つけたら?

一覧に表示されたアプリ右横の「許可を取り消す」をクリックすれば、連携を削除できます。ちなみにアプリ連携は一度削除しても、必要があればいつでも再連携可能です。

「どれが不要なのかわからない」という場合、公式Twitter以外のものをまとめて削除しておいても良いでしょう。

DM履歴をチェックする

アカウント乗っ取りでは、多くのケースで不審なDM送信が行われています。今までのDM送信履歴をチェックしてみましょう。

Twitterを起動します。

画面下「メッセージ」をタップし、メッセージのやりとりをしたユーザーを選択します。

Twitterの各ユーザーとのDMの確認画面

各ユーザーとのDMの履歴が表示されます。

全ユーザへの送信履歴をチェックしましょう。

憶えの無いDM送信があったら…?

2014年7月のTwitterの仕様変更により、こちら側でDMの削除を行っても相手側が取得したメッセージは削除されなくなりました。

不審なDM送信が行われていた場合には、すみやかにリプライ等で相手方に連絡を取り、DMの削除・URLを開かないことなどを周知しましょう。

自分のツイート履歴を確認する

自分のツイート内容を振り返り、憶えのないものが無いかを確認してみることも大切です。

Twitterの「アカウント」をタップ画面

ホーム画面右下「アカウント」をタップします。

Twitterの今までのツイートが表示する画面

今までのツイートが表示されます。

書いた憶えの無いつぶやきがあったら…??

以下の手順で、該当するツイートをすみやかに削除しましょう。

Twitterで該当するツイートをタップする画面

該当するツイートをタップし、全面表示させます。ツイート右下の「…」マークをタップします。

Twitterで「ツイートを削除」を選択する画面

「ツイートを削除」を選択します。

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「削除」をタップすれば削除完了です。

乗っ取られた時にはすぐにパスワード変更!

不審なDM・ツイート履歴があった場合には「乗っ取り」が行われた可能性があります。これ以上乗っ取り行為が行われないように、パスワードのリセット・変更をしましょう。

パスワード変更にあたっては、PC版Twitter(Webブラウザ版)へのログインが必要です。スマホの場合にはスマホ版Google Chrome・Sleipnir等のブラウザアプリをダウンロードし、Webブラウザ版のTwitterへログインしてください。

(TwitterアプリやSafariではPC版の表示ができません)

画面右上のプロフィール画像(プロフィールと設定)から「設定」を選びます。

左側バーから「パスワード」を選択します。現在のパスワードを入力→新しいパスワードを2回入力→「変更を保存」をクリックして変更完了です。

Twitterでパスワードを変更する画面

パスワードは他のSNS等と同じものは使わず、他人から推測されにくいものを選びます。

「乗っ取り」被害を防ぐには?気をつけるべき4つのポイント

アカウントを乗っ取られないようにするためには、自分自身で身を守ることが大切。以下の4つのポイントを抑えておきましょう。

不審なDM・リプライは無視する

憶えの無い相手からの親しげなリプライ、外国語のDM等には触れないことが一番です。迷惑メールと同様、返信することで相手の乗っ取りターゲットになってしまいます。

リプライ・DMのURLを安易に踏まない

外部サイトへのリンクとなるURLは、例え知り合いからのものでも気軽にクリックしないことが大切です。知り合いのアカウントが既に乗っ取られ、URL付きのDMがバラ撒かれている可能性もあります。

不要なアプリ連携をしない

アプリ連携をする場合には、連携時に許可されている動作がリスト表示されます。

  • 新しくフォローする
  • プロフィールを更新する
  • ダイレクトメッセージを見る・送信する

上記のような動作の許可を求めるアプリはあなたのアカウントを乗っ取る可能性大。「面白そうだから」と安易にアプリを連携させず、内容をよく吟味し本当に必要なアプリのみの提携に留めます。

外部サイトでのアカウント・パスワード入力をしない

Twitterアカウントを使った外部サイトのキャンペーン等では、「Twitterアカウントを使う」をクリックした場合、必ず一度Twitter公式ページへの遷移があります。

外部サイト上にてTwitterアカウントやパスワード(PW)入力を求められることはありません。外部サイトでIDやPWを求められた場合、乗っ取りを企んでいる可能性大。安易にパスワード入力を行わないようにしましょう。

おわりに

アカウントを乗っ取られた場合、その被害はあなただけでなくあなたのフォロワーさんにまで及ぶ可能性が大。せっかくの楽しい繋がりを「乗っ取られ」でダメにしないように、Twitter内でのアクションには十分に注意するようにしましょう!

自分のプライバシーがTwitterから漏れないように、セキュリティ設定を一度確認してみてくださいね。


10万いいね!目指してます。

   

   

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