いまや世界中にユーザーを持つTwitter。マーケティングやプロモーションなど、ビジネスでの活用は多岐に渡ります。本記事では、Twitterをはじめてビジネスに活用する方にも理解してもらえるよう、基本的な運用方法を中心に解説していきます。
Twitterはビジネスに最適なツール
さて、その前にTwitterをビジネスに活用するメリットについて復習しておきましょう。Twitterは、リアルタイム性が特徴のツール。ビジネスの現場では、このリアルタイム性で本領を発揮してくれるのです。ユーザーや顧客とのコミュニケーション、もしくは自社のプロモーションなど、十分に活躍してくれるでしょう。
ビジネス運用のポイント
Twitterは、販促やカスタマーサポートなど、さまざまなビジネス分野で活用することができます。ここでは、Twitterをビジネスに活用する時に、共通して取り組むべきことにテーマを絞って、ご紹介していきたいと思います。
(1)方針を明確にする
Twitterを運用するにあたり、どういった活用をしていくのかを決めなければいけません。プロモーションやカスタマーサポート、フォロワーとの交流など、その用途を明確にしておくのです。
(2)フォロワーと対話する
Twitter運用では、積極的にフォロワーと対話するよう心がけましょう。そのためにも、Twitterの担当者はタイムラインを常にウォッチしていることが必要。これがなかなか、片手間にはできないんです。ある程度の工数がかかることを理解した上で、運用体制を整えることが大切です。
なお、フォロワーとのコミュニケーションを促進するためには、ハッシュタグを効果的に使うとよいでしょう。話題のハッシュタグに乗っかったり、遊び心のあるハッシュタグを使ってもいいですね。
(3)フォロワーやツイートの傾向を知る
[Twitterアナリティクス https://analytics.twitter.com/]
Twitterが公式で提供している分析ツールである、Twitterアナリティクス。ツイートやプロフィールの閲覧回数、エンゲージメント、Twitter Cardを利用している場合はその効果についても確認することができます。フォロワーの分析もできるので、どういったツイートがフォロワーの興味を惹くのか検討することにもつながります。
Twitterの解析ツールには、他にも下記のような非公式ツールもあります。活用してみてくださいね。
[whotwi http://whotwi.com/]
[twitraq http://twitraq.userlocal.jp/]
企業による活用事例
ここからは、Twitterを活用している企業アカウントについてご紹介していきましょう。
(1)無印良品(@muji_net)
Twitterを販促の場として活用しているのが、無印良品のアカウント。フォロワー限定のセール情報をツイートしたり、メディアへの掲載情報やおすすめ商品の紹介も行っています。
(2)NHK広報局(@nhk_pr)
フォロワーとの対話、コミュニケーションに重点を置いている、NHK広報局。こういった対話型のアカウントは、キャラクターを活用しているケースが多いです。こちらのアカウントはそうではなく、ゆるい雰囲気のコミュニケーションを「中の人」がうまく取っていますね。
(3)ダスキンおそうじ相談室(@DUSKIN_OSOUJI)
ダスキンおそうじ相談室は、カスタマーサポートに重点を置いたアカウントを運用しています。年末年始の大掃除の時期に合わせて、ユーザーからの質問にリプライ形式で回答しています。
まとめ
いかがでしょうか。Twitterが世に出て久しいですが、アイデア次第で今までになかった使い方をしていくことも可能なんですね。マーケティングツールとしてぜひ活用していきたいものです。