新人Web担当が今さら聞けないホームページのあれこれ。

[著]
新人WEB担当者

「ホームページってどこで売ってるの?」Web担当になったのなら今更こんな質問はしないと思いますが、その前までは全く知らなかった人も多いはずです。

むかし、私の男性の知り合いでマニュアル車に乗ってるのに、クラッチがなぜ必要なのか分からないなんて人がいました。運転は出来ても(使う事はできても)その技術を理解しているかは別の話なんですね。

それではホームページの基本的な部分に的を絞って知識を深めて行きたいと思います。

HTMLをもう少し詳しく

まず、「ホームページ」とはそもそもWebサイトの最初のページのことですが、最近はすべてホームページと言うようになっていますので、ここではホームページで進めていきます。

HTMLとは何か?

まず、ホームページは何から出来ているか。これはある程度わかると思います。HTMLのデータとサーバーですね。さっそくここで「HTML」ってそもそもなんだ?これがないとダメなのか??ってことですが、結論はダメです。ホームページの主な目的は視覚情報の発信です。ただ視覚情報を発信するだけなら、文字をおいておけば良いですが、多くの情報を見やすく、見つけやすく、利用しやすい形で提供したい。それが出来るのが「HTML」です。HTMLとは「HyperText Markup Language」の略です。

参考: ウィキペディア「HTML」
https://ja.wikipedia.org/wiki/HyperText_Markup_Language

たまに勘違いする方がいますが、これはプログラムとは違います。マークアップ言語と言われ、記述することが目的です。プログラムの方はざっくりいうと、「機械にある処理をさせる命令」です。記述と命令で両者は違います。

記述という意味ではXMLに近いかも知れません。例えば現在比較的普及しているXHTMLはがXMLとHTMLを統合させて出来たものです。ただ、現在の最新版はHTML5です。HTML5が知られるようになってから時間がたっているので聞いたことがあると思いますが、正式決定は2014年10月と意外と最近です。そのためかまだまだHTML5になってないサイトも沢山あります。

とはいっても、最大の原因はXHTMLのノウハウとXHTMLが表示上問題ないというのが、HTML5の普及を遅くしている理由かもしれません。XHTMLからHTML5になって、なぜXが取れたんだ?と思うかもしれませんが、XHTMLの次期バージョンはHTML5、、、ではありません。一応XHTMLにはXHTML 2.0というのが出る予定でした。しかし、現在こちらは打ち切りになったということです。HTML5はHTML4.01のメジャーバージョンアップと言うことなのでXが付いていないわけです。

HTML

サーバーについてもう少し詳しく知る

通常、私達が利用するホームページはHTMLを専用のソフト「Webブラウザ」によって見ています。つまり、このHTMLデータを見せることが出来れば情報発信が出来るわけです。ただ、これをどうやってより多くの人に発信するのでしょうか?

正直、誰か一人にだけ見せたいとか、特定の人に見せたいだけなら、USBメモリに入れて郵送でもいいです(笑)実際、とあるCDの商品では、内部データ閲覧用にHTMLを使っていたりします。より多くの人に時間と場所に関係なく情報を見てもらる場所に置きたい。それを実現できるのが、「サーバー」です。

サーバーにHTMLデータを置くのは分かったと思いますが、実際サーバーを見たことがある人は少ないかもしれません。サーバーとはそもそも専用ソフトと言えます。ある要求に対して、その返答をするためのソフトです。

参考: ウィキペディア「サーバー」
https://goo.gl/kRlO2Z

あくまでソフトなので、通常のPCを使って自分でサーバーを構築し、自分の家に置くなんて事もできます。実際、私も自分でサーバーを構築したことがあります。また、大企業などの場合、社内に専用サーバーを置いているところもあります。

最近では中小企業でも、社内にサーバーを置くケースもあるようですが、後述する理由から私はあまりおすすめしません。

サーバーはいろいろな専門の処理をするので高性能で高額です。そのため、多くの中小企業では自前でサーバーを用意出来ないのでレンタルします。とはいっても、レンタルサーバー業者の会社にサーバーの機械がおいてあるわけでもありません。通常は国内(安いと国外の場合も)の専用の建物に置かれています。セキュリティのしっかりした所です。なぜなら簡単に誰でも入れる所だといろいろ問題があります。

例えば、サーバーから顧客情報を盗んだり、勝手に改ざんしたり、その他にもサーバーが誰でもアクセスできる状態だと、ウィルスの侵入経路がわからないなんて事が起きてしまいます。なんか、アメリカのドラマ「24」で見たような事態ですが無くもない話です。レンタルの場合なら、機能を必要な物に限定して調達でき、セキュリティやメンテナンス、設置コストの心配が無いわけですね。

最低限レンタルする3つのサーバー

ホームページを作る際にレンタルする物は主に下記3つです。

  • Webサーバー
  • MAILサーバー
  • FTPサーバー

この3つはレンタルするれば大抵一緒についてきます。Webサーバーはホームページのためのサーバー、MAILサーバーは自社ドメインでメールを使うためのサーバー、では最後のFTPはなんで必要なのか?使い方はなんとなくわかると思います。HTMLデータをアップロードするためのサーバーです(データのダウンロードだけなら、Webサーバーからでも可能です)。

Webサーバーの主な役割はファイルの送信

WebサーバーはHTTPという方式を使うソフトなのですが、HTTPにはデータを送る機能はあっても、ファイルを受け取る機能、もっというとファイルを管理する機能がありません(厳密にはPUTメソッドがあるのですが)。他にもパーミッションの権限の変更の為などいろいろあるのですが、データの受け渡しをFTPサーバーに専任させて、Webサーバーは閲覧に専任という形で分けているのでFTPサーバーが必要になります。最近ではHTTPを拡張したWebDAVという方式で、ファイルの受け取りも出来るようにした物もあるのですが、まだそんなに普及していないようです。

FTPでファイルの送受信と管理をする

FTPとは「File Transfer Protocol」の略ですが、実はかなり古い方式のもので、前はセキュリティもなにもありませんでした。最近ではFTPSやSFTPなどセキュリティ対策した物も出てきましたが、なかなか知らない人も多いです。

セキュリティ対策していないと何が問題かというと、ホームページのデータをやりとりするためのFTPアカウントを平文(暗号化していない状態)で送ってしまうので盗み見られてしまう可能性があるのです。例えば怪しいフリーwifiなどでFTPアカウントを平文送りでしていてそれを盗み見られたら好き勝手にホームページを改ざんされてしまいます。これはいわゆるハッカー達が使うの手口でもあります。

ハッカー

そもそも、FTPアカウントはかなり重要なアカウントなので厳重に扱う必要があります。私も、サイト制作時には毎回お客様にその重要性を説明して、できれば作業完了後はFTPのパスワードを変更することをオススメしています(まあ、なかなかやってはくれませんが…)。中には、危険性を認識していない方もいますが、お客さんの信頼を無くさないためにも、しっかりと認識しておきましょう。

次にHTTPですがこちらは「Hypertext Transfer Protocol」の略です。HTMLの「HyperText Markup Language」と似ていますね。まあ、要は「HyperText」のための物ということです。

参考:ウィキペディア「HyperText」
https://goo.gl/KjCZWJ

FTPとHTTPで出てきた最後のPですが、同じ「Protocol(プロトコル)」を意味しています。意味は「通信手順」です。

参考:ASCII.jpデジタル用語辞典「プロトコル」
http://goo.gl/vnTJDc

意識したことは無いと思いますが、サイトアドレスにある「http://cocomachi.tokyo/」このhttpも同じですね。これは、「Hypertext Transfer」の通信手段を使って、「cocomachi.tokyo」にアクセスしなさいと書いてるわけです。ちなみに、「http:」の部分の事をスキームと呼びますがスキームは「通信手段」の指定なので他の「通信手段」も指定出来ます。例えば「ftp」。ftpを指定した場合はブラウザに内蔵されたFTPクライアントがシームレスにFTPサーバーにアクセスしてくれます。機能は限定されますが、Webブラウザでftpも見られるのです。

上の例で分かる通り、httpでもftpでも実は同じサーバーにアクセス可能です。FTP、Web、MAILサーバーと3つレンタルしましたが、結局は同じ所に別の「通信手段」でアクセスしているだけです。大企業などでアクセスが集中する場合はサーバーを分けるのが一般的ですが、小規模を意識したレンタルサーバーなどは通常同じ所です。つまり、一つのコンピューターに別々の「通信手段」でアクセスするためにコンピューター上で複数のサーバーソフトが動いているわけです。

また、サーバーには他にも色々なものがあります。

  • SQLサーバー
  • ストリーミングサーバー
  • キャッシュサーバー
  • プロキシサーバー
  • DNSサーバー

ただ、一般的にこういう特殊なサーバー機能はレンタルしていないので、自分で構築する必要があります。しかし、それでも自前で用意する必要はありません。VPSをというサービスがあり、これならサーバー機能ごとではなく、サーバーをまるまる借りる事が出来ます。

VPS wiki
https://goo.gl/CjzTlu

新人Web担当が今さら聞けないホームページのあれこれ。その2」に続く。

まとめ

サーバーについては、例外や事業規模によって記載したものと異なるケースもありますが、中小企業でホームページを運営する場合にはこの認識で良いと思います。

基礎的な部分なだけに改めて誰かに聞きづらいのもありますが、自分より詳しくない人にハッとさせられる質問をされる事もあるため、押さえておきたいポイントを書きました。

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