ウェブサイトを運営していると、Googleからペナルティを受けることがあります。Googleからペナルティを受けてしまった時の対策や使い方についてご紹介していきます。
ペナルティを受けるのはなぜ?
さて、そもそもなぜGoogleからペナルティを受けてしまうことがあるのでしょうか?一言で言うと、Googleのガイドラインに違反した可能性があるから。Googleによってガイドライン違反と判定された場合、ペナルティを受けるのです。ウェブサイトの管理運営に関わるかたは、Googleのガイドラインは一度目にされておくと良いでしょう。
ウェブマスター向けガイドライン – Search Console ヘルプ
https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
ペナルティ解除の方法と手順
さて、Googleからペナルティを受けてしまった時はどうすればよいのでしょうか?ペナルティを受けることは、ウェブサイトにとっては致命的。すぐに対策を取って、ペナルティによるマイナスを最小限に抑える必要があります。なお、ペナルティには大きく2つのタイプがあります。Google社員による手動でのペナルティと、Googleボットによるペナルティです。ペナルティ解除の方法について、順にみていきましょう。
(1)手動ペナルティを解除する
Googleの社員が手動でウェブサイトをチェックし、ガイドラインに違反していると判断したケースです。手動ペナルティを受けている場合、Googleのウェブマスター向けサービス、Google Search Consoleのトップページから確認することができます。このタイプのペナルティを解除するには、ペナルティの原因となった箇所を修正したのち、Google Search Consoleから「再審査リクエスト」を送信します。ペナルティの原因となった箇所は、Google Search Consoleに通知されているので、参考にしてください。「再審査リクエスト」後、問題がなければスムーズにペナルティが解除されることでしょう。
再審査リクエスト – Search Console ヘルプ
https://support.google.com/webmasters/answer/35843?hl=ja
(2)自動ペナルティを解除する
手動ペナルティとは異なり、Googleボットがガイドライン違反だと判断した場合のペナルティです。自動ペナルティの場合は、なぜペナルティを受けているか、ハッキリとは確認できません。検索順位が低下していることで、気がつく場合が多いでしょう。後述するツールを活用して、ペナルティの原因となっている部分をすぐに確認・修正する必要があります。
ペナルティの解除に活用できるツールまとめ
ペナルティの解除に利用できるツールについてまとめましたので、ぜひ活用してください。
(1)Google Search Console
URL:https://www.google.com/webmasters/
検索エンジン最大手のGoogleが提供している、ウェブマスター向けのツールです。ペナルティを受けているかどうかの確認や、Googleボットによるクロールを確認できる「Fetch as Google」などさまざまな機能があります。ウェブサイトの管理運用をしているのであれば、ぜひ活用しておきたいツールです。
(2)Majestic(マジュステッィク)
URL:https://ja.majestic.com/
ペナルティを受ける原因として、質の低いリンク(バックリンク)を受けているケースがあります。Majesticを利用すると、この被リンクについてチェックすることができます。複数のプランが用意されているので、まずは低価格のプランからはじめてみても良いですね。
(3)Ahrefs
URL:https://www.affiliate-b.com/web/ahrefs/
Majesticと同様、SEO分析ツールとして有名なAhrefs。被リンクの詳細や被リンクの増減、大量URL一括比較分析など多くの機能が用意されています。無料のプランもあります。
まとめ
いかがでしょうか。ウェブサイトにとって、Googleによるペナルティは致命的。迅速に対応して、スムーズな運営を心がけたいですね。