LINEの魅力はいろいろありますが、スタンプは外せないポイントです。好きなキャラクターや芸能人のスタンプが出ると、ついついポチッと買ってしまいますよね。
スタンプには大きく2種類あって、「公式スタンプ」と「クリエイターズスタンプ」があります。
知らない人は知らないと思いますが、公式スタンプを出すには、ものすごくお金がかかります。以前は8種セットで1,500万円でしたが、ユーザー数が劇的に増えたこともあり、今では3,500万円。。。まぁ、公式スタンプには金額に見合った価値があるのですが、小さな会社がそうそう手を出せる金額ではありません。
誕生!LINEクリエイターズスタンプ
ですが、2014年5月にサービスを開始したクリエイターズスタンプは無料でオリジナルスタンプを販売できます。個人でも法人でも、プロでもアマチュアでも、加齢臭がしてもしなくても出せちゃうのです。
もちろん、売れた場合はお金がもらえます。分配金はスタンプ売上の35%(以前は50%でした)ですが、なにせユーザー数が多いLINE。数千万円の収入を得る「スタンプ長者」が続出しているのです!
なんて書くと、「LINEクリエイターズスタンプで1000万円稼ぐ法」みたいな流れになりそうですが、そんなつもりはありません。この記事では、実際にクリエイターズスタンプを出してみて、ちょびっと後悔してるコトを備忘録がてらまとめてみました。
ちなみに、こんなスタンプです
最初は、私自身をそのまま二~三頭身にデフォルメすればいいと思ってましたが、イラストレーターさんに、「何かの動物にしたらどうですか?」とアドバイスをいただいたので、「擬人化」ならぬ「擬熊化」しました。これは、今でも大正解だったと思ってます。
ちょびっと後悔してる3つのコト
1.並び順をもっと練ればよかった!
クリエイターズスタンプの販売ページを見ると分かりますが、意味合いが似てるものは並べました。この方が使いやすいですからね。
のような感じですね。なにせ、40種ものスタンプを作らないといけないし、イラストレーターさんと意思疎通がはかれるよう、それぞれ「フレーズ」「シチュエーション」「意味合い」をExcelにまとめました。一通りリストアップしたあと、「怒り系」「疑問系」「食事系」等にカテゴリ分けしたのですが・・・カテゴリの並び順まで頭が回らなかったのです。
その結果がこれです。
2.アレやコレも入れておけばよかった!
いざ販売開始して使ってみると、「うぅ。。。ありがとう系スタンプを入れとけばよかった!ガッデム!」という事態が発生しました。私には「どもども。」という、ありがとう系の口ぐせがあったので後悔度UPです。
他にも、YES系スタンプは「リョ(了解の意味)」があるからいいと思ってたのですが、「はい」と「了解」は、やっぱり違うんですよね。
は成立しますが、
とはいかないのです(当たり前ですが)。そんなわけで、第一弾は特に、基本的なフレーズは入れておいた方が後悔しないと思います。はい。
3.デカい!
イラストレーターさんから上がってきた入稿データを見ても、スタンプ管理画面で見ても気づかなかったのですが、いざ使ってみると・・・
イラストレーターさんにLINEスタンプの制作経験があったとしても、すべて任せきりにすべきではありません。スタンプを作ろうと思ったら、先にクリエイターズマーケットのWebサイトからマイページにログインし、制作ガイドライン・審査ガイドラインにしっかり目を通しておきましょう。
最大サイズ370×320pxで作ると、えらいことになります。また、「トリミングされた画像とコンテンツの間にはある程度(10px程度)の余白が必要です」を最初から考慮して制作しておくと、いい塩梅になると思いますよ。
【追記】スタンプシミュレータで問題解決
制作中のスタンプがトークルームでどのように見えるか確認できるツールがLINEから提供されました。スタンプのサイズ確認はもちろん、トークルームの背景色を変えて見え方もチェックできるので便利です。
LINEスタンプシミュレータ
URL:https://creator.line.me/ja/simulator/
その他、知っておくといいコト
- 審査期間が短くなったよ!
以前は、3ヶ月とも半年とも言われてたクリエイターズスタンプの審査期間ですが、3~5日まで短縮されてます。すごいですよね。ただ、審査落ち後の再審査はもっと時間がかかるので要注意です。 - 実は、英語が必須だよ!
スタンプ登録時、「タイトル」と「スタンプ説明文」は英語版も必須になります。自信がない場合は、英語が得意な友達に頼みましょう。
LINE Creators Market
URL:https://creator.line.me/ja/
LINEスタンプもいいけど、LINEモバイルもオススメ!!
LINEで友だちに写真を送ったり、LINEで通話するとき、どうしてもデータ消費が気になりますよね?「今月もギガが足りない!」という声をよくTwitterで見かけます。
そんな人はいま話題の「LINEモバイル」が断然オススメです。いわゆる格安スマホ・格安SIMと呼ばれるサービス、一度は耳にしたことあると思います。ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアの場合、普通のプランでも何だかんだで月に6,000~8,000円はかかるのが常識ですが、LINEモバイルなら月額1,110円(税抜)から利用できます。
では、毎月何千円もお得になるのに、どうしてLINEモバイルを使わないのかというと、「手続きがめんどくさい」という人がほとんど。その気持ち、よくわかります。でも、申し込みはネットで簡単にできちゃいます。しかも、Twitter、Instagram、Facebookも使い放題のプランが月額1,110円(税抜)なんです。
もちろん、スマホはiPhoneでもAndroidでも大丈夫。サポートも丁寧なので、ちょっとだけ時間を作って申し込んでみてはいかがでしょう。「えっ!?本当に7,000円も安くなった!これで毎月服が買える!」という方がどんどん増えていますよ。
まとめ
LINEクリエイターズスタンプは「無料」が最大の魅力ですが、審査期間が劇的に短くなったおかげで、クライアントにも提案しやすくなりました。スタンプ長者を目指すのも一興ですが、手軽なPRツール・コミュニケーションツールとして、おひとついかがでしょう?
また、ココ街にはLINEに関する人気の記事がたくさんあります。よかったら、こちらも覗いてみてください。
- LINEブログやるなら知っておきたい基礎知識と真のライバル!?
- LINEが流出!?個人情報が漏れしない為にしておきたいセキュリティ設定について
- LINEの裏ワザを一挙大公開!役立つ裏技からドッキリまで。
楽しく読ませてもらいました(^^)
ボツになったイラストと言うのは、LINE側に拒否されたと言うことですか?
あんちゃんさん、コメントありがとうございます。
ボツイラストはあくまでも「顔色が悪い」という理由でして。。。LINEの審査とは関係ありませんw
はじめまして 記事拝見させていただき、とても参考になりました。
スタンプ創りはもう遅いなんて言われてるのに、そろそろやってみようかな・・と
検索しました。お勉強します、ありがとうございました。
魅由さん、コメントありがとうございます。
1つスタンプを作ると、いろんなことに活用できるので、ぜひぜひトライしてみてください!