飲食店やヘアサロン、ホテルといった店舗型ビジネスの店長さん!ネット集客をポータルサイトに依存しすぎてはいませんか?
飲食店は食べログとぐるなび、ヘアサロンはホットペッパービューティー、ホテルはじゃらんや楽天トラベル・・・確かに、これらサイトの集客力は尋常ではありませんが、サイト内で有料広告を出さないと大して集客できない・・・できたとしても広告費とトントン・・・現実的にはそんな店舗が多いようです。
とはいえ、「地名×居酒屋」、「地名×居酒屋×個室」といったベタなキーワードで検索連動型広告を出しても、そうそうペイできるものではありません。よほど客単価の高い居酒屋や店販に強いヘアサロン、リピート率が高いホテルでなければ、現実的には厳しいと思います。
そこで、ぜひトライしていただきたいのが、スマホで検索されがちな5つのキーワード群です。これらキーワードは、まさに「今」ニーズが発生している、確度の高い検索です。サスペンド(検索回数が少なく、そもそも広告が表示されない)を恐れず、ダメ元覚悟でリスティング広告にチャレンジする価値があると断言します(キッパリ
スマホで検索されがちな5つのキーワード群
1.細かい地名
「地名×業種名」(例:渋谷 居酒屋)はリスティング広告初期から有効と言われている代表的なキーワード。都道府県、市町村レベルまでは設定するのが常識です。
しかし、最近のスマホユーザーはそんな大雑把な調べ方だけではなく、「道玄坂 居酒屋」(東京・渋谷)、「三橋 居酒屋」(埼玉・大宮)のように、より細かい地名で現在地近くのお店をピンポイントで調べる傾向があります。
2.近くのスポット名
一昔前と違い、今では日本中あちらこちらにショッピングモールがあります。買い物ついでにヘアサロンを開拓しようというニーズは意外に多く、「モール名×ヘアサロン(美容室)」は、もはや鉄板になりつつあります。
「モール名 近く ヘアサロン」なんていう検索クエリも実は狙い目です。モールだけではなく、ホテル名や観光スポット名、駅チカなんて言葉も十分掛け合わせの対象になります。
3.今から系
スマホならではの検索キーワードの代表格が、「今から」、「これから」、「今日(明日)」等のキーワード群。地名と絡めた「新宿 居酒屋 今から」のような検索は高いCVRが期待できることは容易に想像できますよね。
同じ今から系でも、「仙台 ヘアサロン 今から予約」のように、アクション名との掛け合わせが有効なケースもあるので、想像をふくらませてみてください。
4.時間条件
今から系に似てますが、「朝まで」、「始発まで」、「22時以降」等、時間が関連した条件のキーワードです。それこそ、食べログやぐるなびの「こだわり検索」の条件にたくさんヒントが埋もれており、飲食店と相性がいいようです。
5.用途系
用途というと、「デート」や「接待」、「1.5次会」といったキーワードを想像する方が多いでしょうが、これらは「今」というより「近い将来」のニーズなので、よほど自信がなければオススメはしません。
飲食店に限られますが、「地名×一人飲み」、「地名×二次会」のように、出張中のサラリーマンや飲み会の途中で次のお店を探してる人の思考からキーワードを考えてみましょう。
あとがき
いいかげん、ポータルサイト頼みの集客から脱出したい。。。自力のネット集客に本気になったら、「今」を刈り取ることから始めてみませんか?