企業や店舗がホームページやECサイトを作成する際には独自ドメインを取得するのが一般的です。レンタルサーバーの業者が取得しているドメインのサブドメインを無料で利用することも出来ますが、趣味での利用ではなくビジネスで利用するわけですからきちんと独自ドメインを取得しましょう。
そもそも独自ドメインってなんのこと?
ドメインとは?
まず、ドメインというのはインターネット上の住所のようなもので同じドメインはひとつしか存在しません。身近なサイトやメールアドレスを例に出すと下記のようになります。
・Webサイト
https://www.facebook.com/cocomatch.co.jp→facebook.comがドメイン
https://twitter.com/cocomatch_jp→twitter.comがドメイン
・メールアドレス
yahoo@yahoo.co.jp →yahoo.co.jpがドメイン
gmail@gmail.com →gmail.comがドメイン
これらのサービスを利用する場合、ドメイン部分は他のサービス利用者と共有することになります。
独自ドメインとは?
これにたいして、ドメイン名を自分で好きなものを選んで取得できるのが独自ドメインです。当社の場合を例に出すと下記のようになります。
・Webサイト
http://www.cocomatch.co.jp/ →cocomatch.co.jpがドメイン
http://cocomachi.tokyo/ →cocomachi.tokyoがドメイン
・メールアドレス
cocomatch@cocomatch.co.jp →cocomatch.co.jpがドメイン
cocomachi@cocomachi.tokyo →cocomachi.tokyoがドメイン
同じドメインが2つ存在することはないので、取得したドメインは自社や本人のオリジナルになります。
ドメイン名の決め方
トップレベルドメインの選び方
トップレベルドメイン(TLD)というのは、「.com」「.net」「.info」「.co.jp」などの部分になります。2011年の時点では一般的なトップレベルドメインは22種類でしたが、2012年にICANNが導入プロセスを大幅に緩和し企業などが自由に申請できるようになったため、現在では無数のトップレベルドメインが存在しています。新たに申請されたものとしては地名や一般名詞が多く、「.tokyo」「.design」「.football」などがこれにあたります。
「.com」「.net」などの歴史があり誰もが知っているものを選ぶのが一般的ですが、Webサイトで扱っているサービスの目的やイメージにあわせて、「.info」「.tokyo」などを選ぶ手もあります。また、企業のコーポレートサイトでは日本の法人をあらわす「.co.jp」を利用することが多いです。
ICANN
全てのドメイン名やIPアドレスを世界レベルで管理するため、1998年10月に設立された米国(カリフォルニア州)の国際機関。
セカンドレベルドメインの決め方
セカンドレベルドメインとはトップレベルドメイン以下に属していて「.com」「.net」などの左側にくる部分です。通常は企業であれば会社名、店舗であれば店舗名にするケースが多いです。また、WEBサービスなどであればサービス名に合わせるケースが多いです。
まとめ
ドメイン名は企業やサービスなどのイメージにもなりますので、ユーザーが見た時にわかりやすいものであることがとても重要です。Webサイトを一度リリースしてしまうと、ドメイン名を変更することは時間も手間もかかり容易ではありません。ドメイン名を決める際には様々な視点からしっかりと検討するようにしましょう。