新しい投資の形「クラウドファンディング」の仕組みと成功事例

[著]

こんにちは。ココマッチーのさとみんです。皆さん、クラウドファンディングを利用したことはありますか?

日本では2011年頃から広まり始めましたが、海外では10年以上前の2000年頃に登場しました。スタートは遅れましたが、日本でもクラウドファンディングサイトが沢山でき、出資金額も年々増えているようです。

今後、さらに注目されるであろうクラウドファンディングをチェックしておきましょう。

クラウドファンディングとは?

クリエイターや起業家たちが、商品化やプロジェクト成功といった目的のためにインターネットで出資を募る仕組みです。

プロジェクトの内容や目標金額をクラウドファンディングのサービスサイトに掲載し、募集期間内に目標金額が集まればプロジェクト成功。集まった金額がクリエイターに振り込まれます。

このとき掲載費用として集まった金額から数%が引かれます。また、出資者がお返しを受けられるプロジェクトも多数あります。

日本で広まったきっかけは2011年の東日本大震災の被災地復興支援の資金調達です。インターネットで簡単に出資できますし、募金や口座振込より用途も明確だからです。

出店側としてもファン作りができますし、出資側としても気軽に新しい技術やモノへ投資できるのが魅力というわけです。

ちょっと意外なクラウドファンディングのはじまり

実は、クラウドファンディングの仕組みはもっと前から存在していました。その代表的なものは「自由の女神」です。

自由の女神はアメリカ合衆国独立記念100周年記念にフランスから贈られたものですが、1884年、自由の女神を乗せる台を建設していた「自由の女神製作委員会」が途中で建設資金を切らしてしまいました。

そこで、新聞社を経営していたジョセフ・ピューリツァが富裕層に資金援助を呼びかけたのですが思うように集まりませんでした。そこで彼は自身の新聞でアメリカ民衆に寄付を呼びかけたところ、6ヶ月で10万ドルもの建設費用が集まり無事に台を完成させることができたのです。

寄付金は一人あたり1ドル以下という小さなものでしたが、多くの民衆の支援により10万ドルもの資金が集まったのです。まさに今のクラウドファンディング同様の仕組みですね。

クラウドファンディング3つのタイプ

クラウドファンディングは主に3つのタイプに分類されます。

1.寄付型

2011年の東日本大震災がきっかけで広まり、2016年の熊本地震のときも沢山の人に活用されたのが寄付型のクラウドファンディングです。

まれにお礼状などが届くこともあるそうですが、基本的にお返しはありません。それでも、一般的な寄付よりお金の用途が分かりやすため安心して寄付できるのが魅力です。

3.購入型

商品開発やサービスのプロジェクトに対して出資し、資金調達後にプロジェクトが成功したら商品やサービス自体をお礼として受けることができるのが購入型のクラウドファンディングです。発売前の商品を事前に予約購入するイメージです。これは分かりやすいですね。

3.金融型

企業に出資し、配当や売上の一部から金銭・株式・その他お返しが貰えるのが金融型のクラウドファンディングです。

一般的な投資より金額が低いので、初心者や大きな金額を投資するのが怖い人にお勧めです。日本の法律ではまだ普及が難しいのですが、法改正も検討されているそうなので、今後に期待です。

日本でのクラウドファンディング成功事例

世界に比べるとまだまだ認知度が低い日本のクラウドファンディングですが、大成功したプロジェクトを3つご紹介します。

映画「この世界の片隅に」

長く映画ランキングにとどまっている片渕須直監督の映画ですが、実はクラウドファンディングで資金を集めて誕生した作品です。

当初、大手映画配給会社に協力を得られず資金獲得に悩んでいた時に、監督の後輩女性がクラウドファンディングで資金を得ていたことを聞いて利用したそうです。

このプロジェクトは3,374人もの支持を集め、3,900万円を超える資金が集まりました。

公開後、世界進出支援の募集をかけたところ、今度は集まり過ぎる事態が起こり支援を控えてもらうよう呼びかけられるほどだったそうです。2017年には北米配給が決定しており、日本のクラウドファンディングが世界へ広がった大きな成功例ですね。

映画「この世界の片隅に」

店舗「森の図書館」

渋谷にブックカフェのような深夜まで営業している図書室をつくろうというのが「森の図書館」というプロジェクトです。

これも多くの支持を集め、わずか1ヶ月で1,737人の支持者と953万円もの支援が集まりました。

2014年5月に無事オープンし、2年後の2016年に再度クラウドファンディングで募集をかけ表参道に2号店をオープンしています。

店舗「森の図書館」

絵本「えんとつ町のプペル」

お笑いコンビのキングコング西野さんが絵本作家「にしのあきひろ」として4作目に出版した絵本「えんとつ町のプペル」もクラウドファンディングから生まれました。

この絵本は業界初の分業制をとり、総勢33名のクリエイター、イラストレーターが一つの絵本を作り上げることに。ところが沢山の人が参加することで制作費用がかさみ、出版社も乗り気ではない・・・そこで西野さんは、ニューヨークで個展を開くために利用したことがあるクラウドファンディングで呼びかけたそうです。

結果、3,293人の支援者が集まり、支援金は1,000万円を超えました。

その後、4年半の歳月をかけて2016年10月21日に無事発売されたのですが、絵本としては異例の27万部のヒット作となっています。

出版にともない、今度は「えんとつ町とプペル展を無料で開催したい」という募集をはじめました。こちらは前回を遥かに超えるスピードで資金が集まり、初日に目標金額の180万円を達成。最終的には6,257人、4,637万3,152円という多くの支援を受けることができたのです。

絵本「えんとつ町のプペル」

まとめ

クラウドファンディングの登場で、無名なクリエイターやアイディアはあるけどお金がない人が表舞台に立てる可能性が広がりました。今後も素敵な作品がどんどん世に出てくると思うと楽しみですね。

知ってはいるけど、クラウドファンディングサイトをじっくり覗いたことがない人はこれを機に投資家の視点で訪ねてみてはいかがでしょうか?

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