「とりあえず店舗サイトはあるけど、集客率には影響してないかも…」とお悩み中のサロン経営者の方も多いはず。サロン利用者の70%が「店舗をネット検索する」と答える現在、サロンサイトのコンテンツ内容は、経営における非常に重要なファクターとなっています。ここでは他店と差を付け集客率を上げる、サイトに置くべき「+αコンテンツ」について紹介していきましょう。
1.「+αコンテンツ」とは「役立つ情報」
サロンサイトの「定番コンテンツ」は、施術メニューや料金、アクセスMAPなど、「お店のサービス・店舗紹介」に関わる情報ですよね。しかし「+αコンテンツ」は、直接的にお店のサービスを紹介するものではありません。美容技術を持っているプロによる「髪や肌に悩む素人さん達が知りたい役立つ情報」を提供する場です。「お悩み相談室」と言うと伝わりやすいでしょうか。専門用語の解説、普段のケア方法、年代別おすすめヘアスタイル、冬の乾燥対策…このようなものが「+αコンテンツ」の代表的な内容となります。
2.「+αコンテンツ」でアクセス数を稼ぎ「上位表示」を目指す
「+αコンテンツ」を置く第一の理由が「アクセス数の上昇」を目指すことです。通常、サロンサイトを訪れるのは「そのサロンに行こうかな?」と思う人だけですよね。ところが「+αコンテンツ」を置けば、日本全国の肌や髪に悩む女性たちがサイトをアクセスするキッカケになります。そしてアクセス数の上昇は、「検索エンジンでの上位表示」に繋がるのです。
サロンを探している「未来の顧客」は、必ずしも「サロン名」で検索をかけるわけではありません。「地域+美容院」「駅名+ヘアサロン」など、様々なキーワードでお店を探しています。この時「+αコンテンツ」でアクセス数を底上げしておけば、検索エンジンで他店よりも上に表示され、「未来の顧客」に選ばれる確率は格段に上昇するのです。
3.「+αコンテンツ」はブログじゃダメ?
「+αコンテンツ的な内容は、ブログでやってるけど…」と思っている経営者の方も多いはず。もちろんブログが全く意味が無いわけではありませんが、せっかくの専門情報をブログで終わらせるのは少々もったいないと言えます。その理由は以下の3つです。
- 上記2で紹介した「公式サイトの上位表示」に直接的に繋がらない。
- 情報が時系列的に扱われるため、アクセスした人が「ブログ内のさらなる情報」を探しにくい。(1ページ閲覧のみで終わる可能性が高い)
- 過去の記事が「古い情報」と見なされやすい
これに対し公式サイト内の「+αコンテンツ」であれば、アクセスしてきた人が来訪ページ以外の様々なページを閲覧する確率も大きく上がります。今季限定スタイルなどの「移り変わりが激しい情報」はブログで紹介し、「普遍的なケア方法や専門知識」などは公式サイト内の+αコンテンツに掲載するなど、使い分けをしてみるのもおすすめですよ。
まとめ
+αコンテンツで上手に情報提供をすれば、顧客のサロンへの信頼度もアップします。ブログに比較すると作成や更新に手間がかかる公式サイトコンテンツですが、長期的な集客をするための一歩として、少しずつでも「+αコンテンツ」の充実を図っておきたいところです。