オウンドメディアやブログに内容の濃い素晴らしい記事を掲載したとしても、本文を読んでもらえないことには始まりません。検索エンジンやSNSなどで目立って表示されるのは、本文ではなく記事タイトルです。
記事タイトルを読んで興味がわかなければユーザーはクリックしてくれませんから、その記事はないに等しくなります。今回は、クリック率が高く本文もきとんと読んでもらえる記事タイトルの付け方をいくつかご紹介したいと思います。
ユーザーの目線に立つ
まずはユーザーの目線に立つことが第一です。この記事を読めば、知りたいことがわかったり悩みや課題を解決できると認識してもらう必要があります。パット見ただけで「役に立つ」記事であることが伝わるタイトルにしましょう。
また、本文の内容がイメージしやすいこと、どのような人を対象にしてるかがわかりやすいこともポイントといえます。
例)広告業界初心者が最初に抑えておくべきマーケティング用語30選
簡単であることがわかる
紹介する内容が今までの同様の方法よりも簡単(楽)であることを伝えます。タイトルを読んでみて簡単そうであれば、自分にもできるはずとクリックしてくれる人が増えるといえます。
例)1日15分で腹筋が割れる!?自宅で出来る筋トレメニュー5選
不自然にならない範囲で検索されやすい言葉を使う
いくら内容の充実している記事であっても、人が思いつかないような言葉のタイトルでは検索エンジンで人の目に止まることはほとんどありません。そのため、検索する際によく使うであろう言葉を思い浮かべてタイトルをつけましょう。
ただし、検索エンジンを意識しすぎるあまり、ただ単語を羅列したような不自然な文章にならないように注意しましょう。
具体的な数字を入れて説得力をアップする
広告のキャッチコピーや書籍のタイトルなど、数字を入れると反応率や成約率があがるといわれています。これは具体的な数字が入ることにより、説得力がアップするためです。
「すぐに球速がアップするトレーニング方法」と「すぐに球速がアップする3つのトレーニング方法」を比較すると後者のほうが具体的なイメージがしやすいといえます。記事タイトルにも具体的な数字を入れることにより、クリック率を高めることができるのです。
伝える情報を絞り、短く簡潔に表現する
タイトルに情報を詰め込み過ぎると、かえってわかりにくくなってしまいます。あくまでタイトルですから伝える情報は絞り、文字数はなるべく短くかつ簡潔に表現するようにしましょう。
検索エンジンに表示されるタイトルの文字数との兼ね合いもあり、記事タイトルは30~32文字程度に抑えるのが理想とされています。
インパクトのある言葉を使用する
上記であげたものは基本的なルールになります。これに加えてインパクトのある言葉を使用すれば、興味をもってくれる人の割合を増やし、クリック率を更に高めることができます。例として以下のようなものがあげられます。
必要性や緊急性が高い
「すぐに試したい!」「クリスマスまでに~」
不安をあおるもの
「要注意!」「40代に多い~」
知名度が高い、流行性が高い
「帝国ホテルもおこなっている!」「ワールドカップ前に抑えておくべき~」
まとめ
いかがでしたか?検索エンジンでの表示回数は多いのにクリック率が低い、Facebookページのリーチ数は多いのに記事へのリンクはほとんどクリックしてもらえない…。このようなケースが続く場合には記事タイトルの付け方を見直してみましょう。検索エンジンでのクリック率やSNSからの誘導率を高める事ができるはずです。