短縮URLとはその名の通り、長いURLを短くしたURLのことです。Web上の短縮URLサービスを使用することで無料で簡単に作成することができます。ここでは短縮URLのメリット・デメリットや無料のURL短縮サービスの紹介をしていきたいと思います。
なぜ、短縮URLを使う必要があるのか?
短縮URLを使用するメリットには、次のようなものがあげられます。
文字数を少なくできる
一般のユーザーが短縮URLを使用する目的では一番多いのではないでしょうか。Twitterでは144文字、mixiのつぶやき機能は150文字などの文字制限があります。URLだけで数十文字とられてしまうとツイートできる文字数はとても少なくなってしまいますが、短縮URLを使用することでこの問題は解消されます。
URLが長いと途中で切れてしまうことがある
下記はGoogleマップのURLですが、このような長いURLだとリンクが途中できれてしまう事がよくあります。とくにメールに記載する際にはメーラーの仕様などにより起こりやすいです。短縮URLを使用すれば、このような事がなくなります。
見た目がよくない
上で取り上げたような長いURLをWEBページに記載すると見た目がよろしくありません。アンカーテキスト(テキスト上にリンクを貼る事)であれば問題ありませんが、URLを別に記載するケースでは短縮URLを使用すると見た目もきれいになります。
おすすめの短縮URLサービス
Google url shortener
URL:https://goo.gl/
Googleが提供している短縮URLサービスです。無料の短縮URLサービスはいくつもありますが、この「Google url shortener」が現在最も人気のあるサービスではないでしょうか。Googleが運営しているという安心感に加え、Googleアカウントでログインすることにより、短縮したURLの履歴や様々な解析データ(クリックされた期間、サイト、国、ブラウザ、OSなど)を閲覧することができるのも人気の理由です。
短縮URLサービスを使う際のデメリット
短縮URLサービスは便利なものですが、デメリットもいくつかあります。
警戒される事がある
短縮URLはリンク先のドメインが不明なので、あやしいサイトに飛ばされるのではないかと警戒されてしまう事があります。クリック率が下がってしまっては元も子もありませんので、不必要に使用するのは避けましょう。
サービスが終了してしまう事がある
サービスは永遠に存在する訳ではありません。サービス自体が終了になってしまえば、過去に作成した短縮URLは全て機能しなくなります。特に無料サービスを使う際にはこの点を念頭においておきましょう。
不具合の発生やリンクを削除されることがある
サービスがシステムトラブルやメンテナンスなどで機能しなくなる事があります。一時的とはいってもその間のクリックは無駄になってしまいます。また、無料の短縮URLサービスでは一定期間をおいて古いリンクは削除される事もあります。
まとめ
このように短縮URLには単に短くする目的以外にも、クリックの解析データがとれるなどのメリットがあります。特にメルマガなどのプッシュ型の媒体においてはURLのクリック率を測定し改善を繰り返すことで、成果を向上できるケースが多いです。これまでリンク先のURLをそのまま貼っていた方も、試しに短縮URLを利用してみてはいかがでしょうか。